2014年9月21日日曜日

17年 大洋vs名古屋 2回戦


4月7日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 3 0 0 0 0 0 1 0 7 大洋    4勝4敗 0.500 三富恒雄 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 3勝5敗 0.375 松尾幸造 河村章

勝利投手 三富恒雄 2勝1敗
敗戦投手 松尾幸造 1勝1敗

二塁打 (大)野口 (名)本田、吉田
本塁打 (大)浅岡 1号

勝利打点 浅岡三郎 1


浅岡三郎、先制&決勝スリーラン

 大洋は初回、先頭の中村信一は三振に倒れるが苅田久徳の三ゴロをサード芳賀直一が一塁に悪送球、濃人渉の三ゴロでランナーが入れ替わり、村松長太郎が四球を選んで二死一二塁、浅岡三郎がレフトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで3点を先制する。

 大洋は2回、先頭の佐藤武夫が四球で出塁、三富恒雄は右飛、織辺由三は捕邪飛に倒れるが、トップに返り中村が四球、苅田の三塁内野安打で二死満塁、濃人が押出し四球を選んで4-0、村松も押出し四球で5-0、名古屋ベンチはここで先発の松尾幸造を下げて河村章を投入する。浅岡の遊ゴロが野選を誘い三走苅田が還って6-0、西岡義晴は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。序盤戦で大洋が試合の主導権を握った。

 名古屋二番手の河村は9回まで大洋打線を4安打無失点に抑える。

 大洋先発の三富恒雄はそれ以上のピッチングを見せた。1回、2回は三者凡退。3回は二死後河村に初安打を許すが石丸藤吉を三ゴロに仕留める。4回一死後本田親喜監督に左中間二塁打を打たれるが吉田猪佐喜を一邪飛、飯塚誠を中飛に抑える。5回は先頭の芳賀に中前打を許すが一死後プロ入り初スタメンマスクの藤原鉄之助を遊ゴロ併殺に打ち取る。6回も二死後桝嘉一に四球を与えるが本田を遊ゴロに打ち取りここまで無失点。

 7回、先頭の吉田に右中間二塁打を許し、飯塚に代わる代打岩本章の遊ゴロで二走吉田が三塁に走るとショート濃人はサードに送球するがセーフ、野選が記録されて無死一三塁とこの試合始めてのピンチを迎えるが、芳賀を浅い中飛、木村進一に代わる代打石丸進一を遊飛、藤原を一邪飛に打ちここも取り無失点で切り抜ける。

 大洋は8回から二番手として野口二郎がマウンドに上がり8回は三者凡退、9回も一死後吉田に中前打を許すが岩本を三ゴロ併殺に打ち取り継投で完封試合を達成する。

 三富恒雄は7回を4安打1四球2三振無失点、野口二郎のリリーフを仰いだが今季2勝目をマークする。


 浅岡三郎が先制&決勝スリーランを放って勝利打点を記録した。浅岡はプロ通算1330打席で6本の本塁打を放っているが、本日の決勝スリーランがプロ生活最後の本塁打となった。






*浅岡三郎がプロ生活最後の本塁打を放った瞬間。











 

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