2014年9月15日月曜日

三冠への道 2014 その14 マイク・トラウトの可能性



 ア・リーグMVP争いは、候補がいるだけまだましです(笑)。


 候補No1はビクター・マルチネスでしょう。年間MVPは地区優勝チーム、悪くともワイルドカードのチームから選出されるケースが多い。話題性では驚異の新人ホセ・アブレイユですがホワイトソックスは下位に低迷しています。大リーグNo1のチビッ子選手ホセはホセでもアルトゥーベは首位打者と盗塁王の二冠が濃厚で当ブログ一押しなのですが、この手のタイプには得票が集まりません。アストロズも当然のことながら下位に低迷していますが、寧ろ66勝83敗で日本では優勝候補と言われていたレンジャーズを9ゲーム引き離して4位に健闘していると言えるでしょう。


 西地区断然トップに立つエンゼルスのマイク・トラウトにMVPの目が出てきました。トラウトは今季ここまで145試合に出場して137試合で二番打者を務めています。それでいて34本塁打107打点、打点王の可能性が濃厚になってきました。二番打者の打点王は史上初ではないでしょうか。誰か調べてみてください(笑)。


 コンパクトなスウィングですが意外と三振が多く、一昨年が139三振、昨年が136三振です。今年はここまで168三振を記録しています。今季は昨年までよりフォローを大きく取っていますので、これが三振数が増加している要因ですが、その分飛距離が増しています。着地は40本120打点と期待しているのですがいかがでしょうか。


 当ブログでは2010年代のプレイヤー・オブ・ザ・ディケードはマイク・トラウトであると予想しています。一般にはミゲール・カブレラと言われているようですが、まだ5年以上残っていることを忘れていませんか?ここまでの実績では確かにミギーですが、勤続疲労は頂点に達しており、今後急速に衰えを見せると当ブログは睨んでいます。となれば、マイク・トラウト以外には考えられないというのが当ブログの見解です。



 二番打者にして打点王、送りバントと進塁打が重視される日本では考えられませんね。日本の野球がメジャーに追い付けない理由は、このあたりにあるのかもしれません。








 

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