１７年 黒鷲vs名古屋 １回戦

4月3日 （金） 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 黒鷲     1勝4敗 0.200 石原繁三
0 0 2 0 0 0 0 2 X 4 名古屋 3勝2敗 0.600 河村章

勝利投手 河村章     1勝1敗
敗戦投手 石原繁三 1勝2敗

二塁打　（黒）鈴木

勝利打点　古川清蔵　1


山下実猛打賞

　名古屋は3回、先頭の石丸藤吉は遊ゴロ、続く岩本章が中前打で出塁、三番山下実が名古屋移籍後初ヒットを中前に放ち一死一二塁、吉田猪佐喜の遊ゴロをショート山田潔が二塁に送球するがセカンド木村孝平が落球して一死満塁、古川清蔵の遊ゴロ併殺崩れの間に三走岩本が還って1点を先制、古川が二盗を決めて二死二三塁、芳賀直一の遊ゴロをショート山田がエラーする間に三走山下実が還って2-0、更に二走古川もホームを狙うが白球を拾い上げた山田からの送球にタッチアウト。

　黒鷲は5回、先頭の小松原博喜がストレートの四球で出塁、鈴木秀雄が左中間に二塁打を放って無死二三塁、石原繁三が右前にタイムリーを放って1-2、しかし宗宮房之助は浅い中飛、トップに返り山田は投ゴロ、渡辺絢吾は遊ゴロに倒れて同点機を逸す。ここが功名が辻であった。

　名古屋は8回、先頭の山下実がこの日3本目のヒットとなる右前打を放つと代走に本田親喜監督を起用、吉田の二ゴロをセカンド宗宮がエラー、古川が送りバントを決めて一死二三塁、芳賀の三ゴロをサード木下政文がエラーする間に三走本田が還って3-1、ここまで通算14打数無安打のルーキー飯塚誠がプロ入り初ヒットを左前に放って4-1、プロ入り初打点も記録した。

　河村章は7安打4四球2三振の完投で今季初勝利を飾る。


　山下実が名古屋移籍後初ヒットを放つと猛打賞を記録、慶大の後輩で阪急でも同僚であった山下好一が3月31日に猛打賞を記録したばかりであった。


　偽名を使い続ける飯塚誠がプロ入り初ヒットを記録、当然小鶴誠の記録に含まれています（笑）。





＊河村章は完投で今季初勝利。

＊名古屋移籍後初ヒットを放った山下実は猛打賞。飯塚誠はプロ入り初ヒット、初打点を記録した。