2014年9月19日金曜日

17年 巨人vs朝日 2回戦


4月6日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 3 0 2 0 6 巨人 5勝2敗 0.714 中尾輝三
0 1 0 0 1 0 1 1 0 4 朝日 1勝6敗 0.143 山本秀雄 林安夫

勝利投手 中尾輝三 2勝1敗
敗戦投手 山本秀雄 1勝1敗

二塁打 (朝)景浦、坪内 

勝利打点 中尾輝三 1

猛打賞 (朝)坪内道則(4安打) 1

ファインプレー賞 (朝)室脇正信 1 (巨)白石敏男 2


中尾輝三、完投と勝利打点

 朝日は2回、先頭の広田修三が中前打で出塁、伊勢川真澄の左前打で無死一二塁、浅原直人は三振に倒れるが、景浦賢一が四球を選んで一死満塁、山本秀雄の右犠飛で1点を先制する。

 巨人は5回、先頭の中尾輝三が左前打で出塁、トップに返り白石敏男は右前打、水原茂の二ゴロで中尾が二封されて一死一三塁、伊藤健太郎の左犠飛で1-1の同点に追い付く。

 朝日は5回裏、先頭の室脇正信が中前打で出塁、トップに返り坪内道則が投前にバントヒット、五味芳夫の投前送りバントが野選を誘って無死満塁、鬼頭政一の二ゴロの間に三走室脇が還って2-1と勝ち越す。更に広田が四球を選んで一死満塁、しかし伊勢川の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー、これは痛かった。

 巨人は6回、先頭の中島治康が死球を受けて出塁、楠安夫は二飛に倒れるが呉波の一ゴロがファースト広田の前で不規則バウンドして内野安打、坂本茂が四球を選んで一死満塁、ここで中尾が中前に逆転の2点タイムリーを放って3-2、センター坪内からのバックホームが悪送球となる間に二者進塁して一死二三塁、白石の左犠飛で4-2とする。

 朝日は7回、先頭の坪内が左中間に二塁打、五味の左前タイムリーで3-4とし、バックホームの間に打者走者の五味は二進、鬼頭が四球を選んで無死一二塁、広田の一ゴロで五味は二封、伊勢川は浅い右飛に倒れるて二死一三塁、朝日ベンチは途中出場の早川平一に代えて代打林安夫を起用、広田が二盗を決めて二死二三塁、しかし林は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 朝日は8回から代打に出た林がマウンドに上がる。

 巨人は8回、先頭の楠が四球で出塁、呉は三前にバントヒット、坂本が三前に送りバントを決めて一死二三塁、中尾は三振に倒れて二死二三塁、トップに返り白石が中前に2点タイムリーを放ち6-3と突き放す。

 朝日は8回裏、先頭の景浦がセンター右にヒット、岩田次男が左前打で続いて無死一二塁、室脇は中飛に倒れて一死一二塁、トップに返り坪内がこの日4本目のヒットをレフト線に放って二走景浦が還り4-6として粘りを見せるが反撃もここまで。

 中尾輝三は朝日打線に11安打を許しながらも4四球6三振の完投で2勝目をあげる。打っても逆転タイムリーを放って勝利打点を記録した。


 朝日はこれで1勝6敗となったが坪内道則が4安打を記録するなど中尾から11安打を奪う攻撃力を見せた。負け数ほど試合内容は悪くない。







 

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