2012年6月14日木曜日

15年 名古屋vsタイガース 1回戦


3月19日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 0 1 0 0 0  2 名古屋      4勝0敗 1.000 西沢道夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 タイガース 2勝2敗 0.500 若林忠志

勝利投手 西沢道夫 2勝0敗
敗戦投手 若林忠志 1勝1敗

二塁打 (タ)若林

勝利打点 大沢清 2


西沢道夫2試合連続完封

 名古屋は初回、一死後石田政良が右前打で出塁、桝嘉一も右前打を放って一死一三塁、大沢清は四球を選んで一死満塁、しかし吉田猪佐喜は三振、中村三郎は中飛に倒れる。2回は先頭の三浦敏一が左前打を放つが芳賀の投ゴロは「1-6-3」と渡ってダブルプレー。

 名古屋は3回、一死後石田が中前打から二盗に成功、桝が四球を選んで一死一二塁、大沢が右前に先制タイムリーを放って1-0とする。大沢が二盗を決めて吉田は四球で一死一二塁、しかし中村は三振、三浦のピッチャー返しを若林忠志が弾くがバックアップのショート皆川定之から一塁に送球されてスリーアウトチェンジ。

 タイガースは2回、一死後カイザー田中義雄が四球を選んで出塁するが西沢からの牽制球にタッチアウト。2回は一死後若林が左翼線に二塁打を放つが富松信彦は中飛、ジミー堀尾文人は右飛に倒れる。

 名古屋は5回、先頭の石田の二ゴロをセカンド本堂保次がエラー、しかし桝の二ゴロが「4-6-3」と渡ってゲッツー。大沢が四球から二盗に成功、吉田も四球を選ぶが中村は一ゴロに倒れる。

 名古屋は6回、一死後芳賀直一が中前打で出塁、西沢道夫の遊ゴロをショート皆川がエラー、トップに返り村瀬一三は三直に倒れるが石田の遊ゴロを皆川が一塁に悪送球する間に芳賀が還って2-0とする。

 名古屋は7回、二死後中村が左前打から二盗に成功するが三浦は投ゴロに倒れる。8回は二死後村瀬が中前打、石田の遊ゴロをショート皆川が一塁に悪送球して二死一三塁、石田が本日2個目の二盗を決めて二死二三塁、しかし桝は左飛に倒れる。9回は一死後吉田が四球から二盗に成功するが後続なし。

 タイガースは4回、5回と三者凡退。6回は先頭の若林が四球で出塁、富松に代わる代打伊賀上良平の遊ゴロでランナーが入れ替わり、堀尾の三ゴロで再度ランナーが入れ替わり堀尾は二盗に成功、しかし皆川は中飛に倒れる。

 タイガースは7回、先頭の本堂が左前打を放って出塁、松木謙治郎が四球を選んで無死一二塁、しかし田中の一ゴロで本堂は三封、岡田宗芳は中飛、森国五郎に代わる代打木下勇は左飛に倒れる。

 西沢道夫は8回、9回を三者凡退で締めて2安打3四球3三振で2試合連続完封勝利を飾る。翌日の読売新聞によると長身から投げ下す直球とドロップがコントロール良く決まったとのことである。

 名古屋は6盗塁を決める。翌日の読売新聞によると「7回に走者を置いて岡田の放つ中堅左よりの猛ライナーを好捕した石田の美技は一際燦然たるものがあり・・・」とのことで本日のヒーローは5打数2安打1得点2盗塁の石田政良であったとしている。一方、タイガースは5失策記録、ショート皆川定之の3失策が痛かった。







*西沢道夫は2安打完封で開幕から2試合連続完封勝利。








     *西沢道夫に2安打に抑え込まれたタイガース打線。











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