2012年6月14日木曜日

ダイブ



 マット・ケインの完全試合は明日のスポーツ紙でも大きく伝えられるでしょうが、この日のハイライトが7回のファインプレーであったことが伝わるかは怪しいのでここでお伝えしておきます。

 7回のアストロズの先頭打者は当然一番のジョーダン・シェーファーとなります。シェーファーの当りは右中間最深部を真っ二つ、ジャイアンツの右翼手グレゴー・ブランコはフェンス手前のアンツーカーでダイビングキャッチを試み白球はスポリとブランコの伸ばしたグラブに吸い込まれました。「アンビリーバブルキャッチ」、「アメイジングキャッチ」の声が響き渡りました。10センチずれていればマット・ケインのパーフェクトゲームは無くなるというスーパーキャッチでした。

 マット・ケインは昨年まで5年連続200回投球、3年連続二桁勝利を続けており安定したピッチングが身上ですがティム・リンスカムの影に隠れて地味な存在であったことは否めません。ようやく順番が回ってきたというところでしょうか。




              *完全試合を達成したマット・ケインのサイン入りカード。







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