2011年7月17日日曜日

14年 セネタースvsイーグルス 1回戦

3月21日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 2 3 7 セネタース  2勝1敗      0.667 金子裕
0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 イーグルス 0勝2敗1分 0.000 古川正男


勝利投手 金子裕     1勝0敗
敗戦投手 古川正男 0勝1敗


二塁打 (セ)北浦 (イ)古川
本塁打 (セ)苅田 1号

苅田久徳、止めの一発


 セネタースはトップに森口次郎を据えて苅田久徳が二番に入る新打線。イーグルスは杉田屋守をライトに回してレフトに宇和島中学出身のルーキー清家忠太郎を起用する。太田健一が二試合連続無安打と当たりが出ていないからであろうが、森茂雄監督は左の金子裕の先発を読んだと見るのが妥当か。3月12日付け読売新聞に今季の展望が載っていますが、森監督の清家評は「巨人の千葉のようになりますよ」と高く評価している。

 イーグルスは2回、先頭の中河美芳が四球で出塁、杉田屋の左前打で中河は三塁に走る好走塁を見せて無死一三塁、清家は三振に倒れるが木下政文の中犠飛で1点を先制する。

 イーグルス先発古川正男の下手からの軟投に5回まで3安打無得点に抑えられていたセネタースは6回、二死後苅田が四球から二盗、北浦三男の三ゴロをサード木下が一塁に悪送球して一三塁、北浦も二盗を決めて二死二三塁、尾茂田叶のピッチャー強襲ヒットで苅田に続き二走北浦もホームに還り2-1と逆転に成功、尾茂田には2打点が記録される。

 セネタースは8回、先頭の森口がピッチャー強襲ヒット、苅田は捕邪飛(恐らく送りバント失敗であろう)に倒れるが北浦の左翼線二塁打で一死二三塁、尾茂田の中前タイムリーで3-1、遠藤忠二郎の三塁内野安打で4-1とする。

 イーグルスは8回裏、先頭の寺内一隆が四球で出塁、中河美芳左前打、杉田屋守右前打で無死満塁、6回亀田忠の代走に出てライトに入っていた太田健一に代わる代打菅利雄の遊ゴロで杉田屋が二封される間に寺内が還って2-4、木下が今日二本目の犠飛をレフトに打ち上げて3-4と追い上げる。

 しかしセネタースは9回、二死後横沢七郎と家村相太郎が四球で歩くと苅田が左翼スタンドにスリーランホームランを叩き込んで試合を決する。

 金子裕は9安打3四球4三振の完投で今季1勝目をあげる。


 セネタースの11安打に対してイーグルスも9安打と応戦したが、セネタースは二番~五番の苅田、北浦、尾茂田、遠藤が2安打ずつを放ち苅田と尾茂田が3打点ずつ。一方イーグルスはヒットを打ったのが四番中河が3安打、五番杉田屋が2安打、九番古川が2安打、一番山田が2安打と四人だけでは大きいのがないと点が入らないが長打は古川の二塁打1本だけであった。亀田忠は6回一死二塁の場面で代打に起用されたが、これでは敬遠してくださいと言っているようなもの、当然歩かされました。バッキー・ハリスの穴を埋めるには亀田を常時四番に起用する以外に手はないでしょう。

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