2011年7月26日火曜日

14年 タイガースvs阪急 1回戦

3月26日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 2 0 0 0 0 0 3 0 7 タイガース 2勝3敗 0.400 若林忠志 御園生崇男
3 0 0 0 2 0 0 0 0 5 阪急      2勝3敗 0.400 石田光彦 重松通雄


勝利投手 御園生崇男 2勝1敗
敗戦投手 重松通雄     1勝2敗


二塁打 (タ)堀尾
三塁打 (タ)御園生
本塁打 (タ)松木 1号 (阪)山下実 1号

シーソーゲーム


 タイガースは初回、先頭の松木謙治郎が四球で出塁、本堂保次が三塁に内野安打、ジミー堀尾文人が送って一死二三塁、本日四番に入った景浦将が左前にタイムリーを放って二者還り2点を先制する。

 阪急は1回裏、こちらも先頭の西村正夫が四球で出塁、フランク山田伝の二ゴロをセカンド本堂が間に合わない二塁に送球してフィールダースチョイス、山下実も四球を選んで無死満塁、山下好一のタイムリー三塁内野安打で1-2、上田藤夫の二ゴロの間に山田が還って2-2の同点、石田光彦が中犠飛を打ち上げて3-2と逆転に成功する。

 タイガースは2回、一死後皆川定之が四球で出塁、トップに返り松木が三塁に内野安打、本堂の三ゴロで松木は三封されて二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて皆川が生還して3-3の同点、パスボールで本堂が三進して堀尾の左中間タイムリー二塁打で4-3とこちらも逆転に成功する。

 阪急は3回から先発石田に代えて重松通雄をマウンドに送る。

 阪急は5回、先頭の西村が左翼線にヒット、山田が送って一死二塁、山下実が右翼スタンドに逆転ツーランを叩き込んで5-4とする。

 タイガースは6回から先発若林に代えて御園生崇男をマウンドに送る。

 重松は3回~7回までタイガース打線を無得点に抑えてきたがタイガースは8回、御園生が右中間に三塁打、森国五郎に代わる代打岡田宗芳が右前に同点タイムリーを放って5-5、皆川は捕邪飛に倒れるが松木が右翼スタンドにツーランホームランを叩き込んで7-5として試合を決める。翌日の読売新聞によると「8回松木が右翼席に打ち込んだ大本塁打は5回山下が殆ど同じ箇所に打ち込んだ本塁打に応酬してこの日の試合を決定した華々しき殊勲の一打であった」とのことで、2本とも大本塁打であった模様である。


 勝利の女神があっち向いてホイをしているような二転三転のシーソーゲーム、明暗を分けたのはリリーフ投手の出来にあり、重松通雄もよく投げてはいたが御園生崇男は4イニングを無安打1四球無失点とほぼ完ぺきな投球であった。





          *御園生崇男が好リリーフを見せる



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