2025年6月9日月曜日

22年 阪急vs中日 7回戦

6月30日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 2 0 1 1 5 阪急 20勝23敗2分 0.465 野口二郎 
1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 中日 28勝14敗 0.667 藤本英雄

勝利投手 野口二郎   7勝6敗 
敗戦投手 藤本英雄 12勝7敗

二塁打 (中)杉江
三塁打 (急)野口二郎 (中)小鶴
本塁打 (急)坂元義一 2号

勝利打点 なし

猛打賞 (急)坂元義一 21、野口二郎 1


阪急、坂元義一の快打で快勝

 甲子園の第1試合は野口二郎と藤本英雄の先発で午後1時30分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 中日は昨日途中出場で今季初安打を含む2安打の杉江文二をトップに起用。初回、その杉江がいきなりレフト線に二塁打、金山次郎がお送りバントを決めて一死二塁、二死後小鶴誠がセンター右奥にタイムリー三塁打を放ち1点を先制する。

 中日は2回裏、先頭の加藤正二が中前打で出塁、藤本のライト線ヒットで無死一三塁、一死後藤本が二盗に成功、三村勲がスクイズバントを決めて2-0とする。

 阪急は4回表、五番定着の坂元義一がレフトスタンドに第2号ソロを叩きこんで反撃開始。

 阪急は6回表、先頭の野口明が右中間にヒット、一死後野口二郎が中前打、下社邦男が四球を選んで一死満塁、日比野武の三塁線タイムリーで2-2の同点、一死満塁から荒木茂の投ゴロを藤本が本塁送球、キャッチャー上林繁次郎が一塁に転送してゲッツーかと見られた瞬間、上林の送球が悪送球となって二走下社が生還、3-2と逆転する。

 阪急は8回表、先頭の下社が右前打で出塁、日比野が送って一死二塁、荒木の三塁線タイムリーで4-2とリードを広げる。

 阪急は9回表、先頭の青田昇が中前打で出塁、青田が二盗を決め、野口明の右飛で青田がタッチアップから三塁に進み、坂元の左前タイムリーで5-2と突き放す。

 野口二郎は8安打1四球4三振の完投で7勝目をマークする。

 坂元義一は第7節までは試合出場も少なく53打数10安打で打率も1割台であったが、第8節以降は五番に定着して55打数15安打2本塁打と強打を発揮している。この日も反撃の狼煙を上げる一発と貴重な追加点となるタイムリーを放ち殊勲甲の活躍を見せた。

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