0 0 1 0 1 0 0 4 5 11 中日 29勝14敗 0.674 服部受弘 藤本英雄
0 0 0 2 1 0 1 0 0 4 太陽 17勝27敗1分 0.386 真田重蔵
勝利投手 服部受弘 9勝1敗
敗戦投手 真田重蔵 7勝10敗
セーブ 藤本英雄 1
二塁打 (中)大沢
三塁打 (中)山本
本塁打 (中)服部受弘 1号 (太)荒川昇治 1号、辻井弘 1号、中谷順次 2号
勝利打点(中)加藤正二 2
代役四番の大沢清が同点適時打
後楽園の第2試合は服部受弘と真田重蔵の先発で午後2時50分、国友球審の右手が上がりプレイボール。
中日は3回表、先頭の藤原鉄之助が左前打で出塁、服部の右前打で無死一三塁、服部が二盗を決め、キャッチャー伊勢川真澄の二塁送球が悪送球となる間に三走藤原が還って1点を先制する。
太陽は4回裏、一死後佐竹一雄が四球から二盗に成功、荒川昇治がレフトスタンドに逆転ツーランを叩き込んで2-1とリードする。
中日は5回表、一死後服部がレフトスタンドに同点ホームランを叩き込んで2-2とする。
太陽は5回裏、一死後辻井弘がライトスタンドにソロホームランを叩き込んで3-2と勝ち越す。
中日は6回表、先頭の金山次郎の当りは三前へのボテボテの当り、これをサード中谷順次が素手で掴んで一塁に送球してアウトにした。公式記録員山内以九士は「雑記」欄に「素手好守」」と記している。
太陽は7回裏、ファインプレーの中谷がレフトポール際にライナーで飛び込むホームランを放ち4-2と突き放す。
中日は8回表、一死後杉江文二が左前打で出塁、金山が三前にセーフティバントを決めて一死一二塁、古川清蔵の中前打で一死満塁、大沢清がライト線に2点タイムリー二塁打を放ち4-4と追い付き、二死後加藤正二が左前に2点タイムリーを放ち6-4と勝ち越す。
太陽は8回裏、先頭の森下重好の当りは遊ゴロ、これをショート杉浦清監督がエラー、佐竹は三塁線に内野安打、サード山本尚敏からの二塁送球が悪送球となる間に森下は三塁に進んで無死一三塁、中日ベンチはここで先発の服部から藤本英雄にスイッチ、佐竹が二盗を決めて無死二三塁、伊勢川の二ゴロで三走森下がホームに突っ込むがセカンド金山からの本塁送球にタッチアウト、一死一三塁から伊勢川が二盗を試みるがキャッチャー藤原からの送球に盗塁失敗、二死三塁から荒川は三振に倒れて無得点。
中日は9回表、先頭の藤本が三塁線にヒット、山本が右中間にタイムリー三塁打を放ち7-4、トップに返り杉江の左前タイムリーで8-4、金山の左前打で無死一三塁、古川の三ゴロの間に三走杉江が還って9-4、一死二塁から大沢の投ゴロに二走金山が飛び出して二三塁間に挟まれるが、サード中谷からの送球が悪送球となって金山は一気にホームに還り10-4、杉浦の遊ゴロをショート平山菊二が二塁に悪送球して一死一三塁、加藤の右犠飛で11-4として試合を決める。
太陽は3本塁打を放ったが守備の乱れから大敗した。
中日は6月の月間MVPに輝いた小鶴誠が欠場したが、代役で四番に入った大沢清が2点ビハインドの場面で同点タイムリーを放った。
山本尚敏は代走で起用されることが多いが、9回に放った追撃のタイムリー三塁打は効果的であった。
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