2025年6月7日土曜日

22年 巨人vs中日 7回戦

6月29日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 5 0 0 0 1  0  6 巨人 19勝23敗1分 0.452 川崎徳次 多田文久三 
0 0 2 0 2 0 0 0 3X 7 中日 28勝13敗      0.683 清水秀雄 服部受弘

勝利投手 服部受弘 8勝1敗 
敗戦投手 川崎徳次 7勝6敗

二塁打 (巨)千葉、平山、田中 (中)加藤、古川、大沢
三塁打 (巨)平山
本塁打 (中)古川清蔵 6号、杉浦清 1号

勝利打点(中)服部受弘 1


中日が逆転サヨナラ勝ち

 甲子園の第2試合は川崎徳次と清水秀雄の先発で午後3時22分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 川崎は直近先発した4試合は全て完封勝利、清水も今月2完封で3連勝と好調同士の先発で投手戦が予想されたのだが・・・。

 中日は3回裏、一死後金山次郎が中前打で出塁、二死後古川清蔵がレフトスタンドにホームランダービー単独トップに立つ第6号ツーランを叩き込んで2点を先制する。

 川崎の連続無失点記録は43回3分の1で途切れた。

 巨人は4回表、先頭の千葉茂がセンター右にヒット、川上哲治も中前打、一死後平山菊二が中越えに同点の2点タイムリー二塁打を放ち2-2、内堀保の左前タイムリーで3-2と逆転、打者走者の内堀はバックホームの間に二塁に進み、田中資昭が左中間にタイムリー二塁打を放ち4-2、川崎の左前打で一死一三塁、トップに返り呉新亨の中前タイムリーで5-2とリードする。中日ベンチはここで清水から服部受弘にスイッチ、服部が後続を抑える。

 中日は5回裏、一死後古川がライト線に二塁打、二死後杉浦清監督がレフトスタンドにツーランを叩き込んで4-5と1点差に追い上げる。

 巨人は8回表、一死後平山が中越えに三塁打、ショート杉浦からの三塁送球が悪送球となる間に平山がホームに還って6-4とする。

 中日は最終回、先頭の大沢清が得意の右打ちで右越えに二塁打、代走に山本尚敏を起用、トップに返り金山に代わる代打藤本英雄の右前打で無死一三塁、杉江の右前タイムリーで5-6としてなお無死一三塁、巨人ベンチはここで川崎に代えてリリーフに多田文久三をマウンドに送り、杉江が二盗を決めて無死二三塁、古川は四球で無死満塁、小鶴誠は三振に倒れて一死満塁、杉浦が押出し四球を選んで6-6の同点、加藤正二は二飛に倒れて二死満塁、服部が押出し四球を選んで中日が逆転サヨナラ勝ち。

 強竜打線はホームラン攻勢で追い上げ、最終回は的確な右打ちで逆転サヨナラに結び付けた。

 首位争いは大阪が抜け出しかかっているが、中日は1.5ゲーム差としぶとく食い下がっている。

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