2025年6月28日土曜日

22年 中日vs東急 5回戦

7月5日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 中日 31勝14敗 0.689 星田次郎 久野勝美 
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 東急 17勝27敗1分 0.386 北川桂太郎

勝利投手 久野勝美     1勝1敗 
敗戦投手 北川桂太郎 2勝7敗

勝利打点(中)大沢清 2


久野勝美、今季初勝利

 第12節3日目、後楽園の第1試合は星田次郎と北川桂太郎の先発で午後1時3分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 東急は初回、一死後鈴木清一が左前打で出塁、飯島滋弥のライト線ヒットで鈴木は三進、打者走者の飯島も二塁を狙うがライト加藤正二からの送球を中継したセカンド金山次郎からの二塁送球にタッチアウト、二死三塁から大下弘の右前タイムリーで1点を先制する。

 中日は3回表、先頭の星田が中前打、センター一言多十がファンブルする間に星田は二塁に進み、トップに返り杉江文二の送りバントで一死三塁、金山の中前タイムリーで1-1の同点、金山が二盗を決め、古川清蔵の中前打で金山は三塁ストップ、古川も送球の隙を突いて二塁に進み一死二三塁、大沢清の中犠飛で2-1と勝ち越す。

 中日は4回から久野勝美をマウンドに送り、キャッチャーも先発マスクの上林繁次郎から藤原鉄之助へとバッテリーを入れ替える。

 リリーフ久野は6イニングを2安打5四球2三振無失点の好投、今季初勝利をあげる。

 山内以九士は「雑記」欄に「久野 アウトコーナーを攻めてよく打ちとる」と記した。昨シーズン7勝をマークした久野は今季出遅れていたが、この日の好投が復調のきっかけになるか注目される。

 中日が強打で勝ち進んできたことは既報のとおりであるが、この日は犠打と盗塁を絡めて長打ゼロで接戦を制した。首位大阪との競り合いは続く。

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