2015年5月25日月曜日

三冠への道 2015 その3




 月間MVPの季節が近づいてきましたのでプレ予想といきましょう。打撃部門は固まってきていますが、投手部門は今月最終登板で激変する可能性がありますのでご了承ください。投手部門に「プレ予想」は禁物ですね(笑)。


 ナ・リーグ打撃部門はブライス・ハーパーで決まりでしょう。今月ここまで70打数27安打21得点26打点、二塁打3本、三塁打1本、本塁打11本、17四球2盗塁。打率3割8分6厘、出塁率5割6厘、長打率9割2分9厘、OPS1.434と、歴史的な成績を残しています。ライバルはいません!二塁打が少なすぎるのが唯一の欠点ですが、本塁打が多すぎるので致し方のないところでしょう(笑)。本日は「9-6」のライトゴロも記録しています。ハーパーが残りの試合を無安打だと、大穴としてサンディエゴのジャスティン・アプトンが浮上します。打率は3割9厘ですが、6本塁打21打点に加えて8盗塁が光ります。5月の盗塁王ディー・ゴードンの9個とは1個差です。


 ア・リーグ打撃部門は90打数41安打、打率4割5分6厘のジェイソン・キプニスが有力ですが、3本塁打12打点と打率だけの成績なので終盤急降下する可能性があります。二塁打が11本でOPSは1.260ですから逃げ切る可能性も十分ありますが。キプニスの打率が落ちてくると7本塁打22打点のプリンス・フィルダーが浮上してきます。打率も3割8分ですし。


 ナ・リーグ投手部門は一昨年のア・リーグサイ・ヤング賞マックス・シャーザーが4勝1敗で36イニングスを投げて43奪三振。2008年にリーグチャンピオンシップMVPとワールドシリーズMVPに加えてベーブ・ルース賞を受賞したコール・ハメルズも4勝1敗で35回3分の1を投げて35奪三振と好調です。大穴は快調アトランタのシェルビー・ミラーで2勝0敗ながら31イニングスを投げて防御率0.87、被打率1割4分4厘、WHP0.68と抜群の内容です。奪三振も25個とそこそこですし。


 ア・リーグ投手部門は2勝2敗ながら35回3分の2を投げて47奪三振のコーリー・クルーバーと予想します。現在、世界で最も打者の手元で曲がるスライダーの持主であることを世界で最も早く見抜いたのが当ブログであることはご案内のとおりです。それが証明されたのが5月13日のカージナルスとの交流戦でした。何と8イニングで18奪三振、この時点で113球を投げていたことから降板させられましたが、9回も投げていれば21奪三振の新記録が樹立された可能性がありました。


 投手部門は今月の最終登板結果で大きく状況が変わります。



*コーリー・クルーバーは8回で18奪三振。

http://m.mlb.com/video/topic/28033182/v114090483/stlcle-kluber-takes-nono-into-7th-strikes-out-18/?c_id=mlb



*ブライス・ハーパーはライトゴロを記録。

http://m.mlb.com/video/topic/6479266/v129491383/phiwsh-harper-fields-throws-to-second-for-forceout





 

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