2015年5月17日日曜日

17年 南海vs阪神 9回戦


7月20日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 30勝25敗 0.545 石田光彦 長谷川善三
1 0 0 0 0 1 2 1 X 5 阪神 30勝25敗2分 0.545 木下勇

勝利投手 木下勇     7勝5敗
敗戦投手 石田光彦 5勝5敗

勝利打点 土井垣武 5

猛打賞 松尾五郎 2


土井垣が決勝打、松尾は猛打賞

 阪神は初回、一死後松本貞一が四球で出塁すると二盗に成功、御園生崇男の投前バントが犠打となって二死三塁、ここで好調・土井垣武が右前にタイムリーを放って1点を先制する。

 阪神先発の木下勇は4回までに3安打を浴びながら持ちこたえ無失点で切り抜ける。

 阪神は5回、一死後こちらも好調・松尾五郎が右前打で出塁、木下の三ゴロでランナーが入れ替わり、野口昇の左前打で二死一二塁、しかしトップに返り塚本博睦は二ゴロに倒れて追加点はならず。

 阪神は6回、先頭の松本の三ゴロをサード柳鶴震が一塁に低投、悪送球となって無死一塁、御園生が送って一死二塁、土井垣は投飛に倒れるが藤井勇、カイザー田中義雄が連続四球を選んで二死満塁、ここで松尾が左前にタイムリーを放ち2-0と貴重な追加点をあげる。

 阪神は7回、先頭の野口の遊ゴロをショート加藤喜作が一塁に低投、白球がファウルグラウンドを転々とする間に打者走者の野口は二塁に進む。トップに返り塚本の一前送りバントをファースト中野正雄が一塁ベースカバーのピッチャー石田光彦に送球するが石田が落球、これを見て三塁に進んでいた二走野口がホームに走ると、落球した白球を拾いあげた石田がホームに悪送球、タイミングはアウトだったので石田にはダブルエラーが記録されて3-0、この間に打者走者の塚本は二塁に進み無死二塁、松本は三ゴロ、御園生は三邪飛に倒れるが、土井垣が左前にタイムリーを放って4-0とリードを広げる。

 阪神は8回、先頭の松尾がサードの横を破って出塁、木下が送って一死二塁、野口は遊飛に倒れるが、トップに返り塚本が中前にタイムリーを放ち5-0として試合を決める。

 5回以降を無安打1四球に抑えた木下勇は3安打2四球2三振で今季2度目の完封、7勝目をあげる。


 6月まで3度しか完封負けがなかった南海は元気なく7月に入って4度目のシャットアウト負け、広瀬、木下と2試合連続下手投げ投手に完封負けを喫した。


 好調阪神を象徴する土井垣武が決勝打、松尾五郎が猛打賞を記録した。二番に戻ってきた松本貞一も渋い働きで無安打ながら2得点を記録した。






 

0 件のコメント:

コメントを投稿