2015年5月22日金曜日

17年 巨人vs阪神 7回戦


7月21日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 巨人 38勝17敗1分 0.691 須田博
0 1 0 0 0 0 0 2 X 3 阪神 31勝25敗2分 0.554 若林忠志

勝利投手 若林忠志 13勝7敗
敗戦投手 須田博       9勝5敗

勝利打点 御園生崇男 4


阪神4連勝

 巨人は一番に小暮力三を起用、小暮のトップはプロ入り初となる。水原茂が欠場してサードには三好主が入って八番、二番に呉波が入る。要するに、今季ここまで全試合に二番でスタメン出場してきた水原の欠場がオーダー変更の原因となったのである。

 巨人は初回、小暮が一番バッターの役目を果たし8球粘って四球で出塁、呉波の三前送りバントをサード土井垣武がお手玉、犠打とエラーが記録されて無死一二塁、しかし中島治康の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー、川上哲治が四球を選んで二死一三塁とするが楠安夫は一直に倒れる。

 巨人は2回、先頭の坂本茂の遊ゴロをショート野口昇がエラー、須田博が右前打を放って無死一二塁、三好の投ゴロで須田が二封されるが三好が二盗を決め、小池繁雄が四球を選んで一死満塁、トップに返り小暮は三邪飛に倒れるが、呉が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 阪神は2回裏、先頭の土井垣が一塁に内野安打、藤井勇の三ゴロをサード三好が一塁に悪送球して無死二三塁、松尾五郎が四球を選んで無死満塁、若林忠志の二ゴロは「6-4-3」と転送されるが一塁はセーフ、この間に三走土井垣が還って1-1の同点とする。


 この時、巨人ベンチは若林が一塁ベースを踏んでいないと抗議して、試合は15分中断した。

 その後、須田と若林の好投が続き両軍追加点のないまま8回裏を迎える。

 阪神は8回裏、先頭の塚本博睦が四球を選んで出塁、トップに返り松本貞一が左前打を放って無死一三塁、松本が二盗を決めて無死二三塁の大チャンス、御園生崇男の二ゴロの間に三走塚本が還って2-1と勝ち越し、カイザー田中義雄は捕邪飛に倒れるが、土井垣が中前にタイムリーを放って3-1と突き放す。

 若林忠志は6安打3四球4三振1失点、自責点ゼロの完投で13勝目をあげる。快調阪神はこれで4連勝。


 

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