1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 0 3 0 0 4 東急 10勝16敗 0.385 黒尾重明
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 巨人 10勝19敗 0.345 川崎徳次
敗戦投手 川崎徳次 3勝5敗
三塁打 (東)黒尾
勝利打点(東)鈴木清一 1
黒尾重明、3安打ピッチング
後楽園の第2試合は黒尾重明と川崎徳次の先発で午後3時9分、島球審の右手が上がりプレイボール。
東急は5回表、先頭の黒尾がセンター後方に三塁打、苅田久徳監督は四球を選んで無死一三塁、鈴木清一の中犠飛で1点を先制する。
東急は7回表、先頭の黒尾が右前打で出塁、苅田が送りバントを決めて一死二塁、鈴木清一の右前タイムリーで2-0、一死後横沢七郎が右前打。ライト小松原博喜からの返球が悪送球となる間に二者進塁して一死二三塁、飯島滋弥が中前に2点タイムリーを放ち4-0と突き放す。
巨人は7回裏、一死後千葉茂が四球を選んで出塁、川上哲治も四球で一死一二塁、ここでダブルスチールを敢行、キャッチャー鈴木圭一郎からの三塁送球が悪送球となって千葉が生還、1点を返すが反撃もここまで。
黒尾重明は3安打4四球4三振、自責点ゼロの完投で2勝目をマークする。
七番黒尾と九番鈴木清一のコンビで2点をあげたことが大きかった。黒尾は4月26日にも右中間に三塁打を打っており、ピッチャーながら七番に起用されている。苅田監督らしい起用方法である。
巨人の安打は黒沢俊夫、平山菊二、川上哲治の3本だけ。黒沢は生涯最後のヒットであった。
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