2025年3月18日火曜日

22年 太陽vs金星 6回戦

6月6日 (金) 甲子園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 1 0 1 0 0 0 0 3 太陽 12勝17敗 0.414 スタルヒン
0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 金星 12勝18敗 0.400 内藤幸三 重松通雄 

勝利投手 スタルヒン 4勝5敗 
敗戦投手 内藤幸三     2勝4敗

三塁打 (金)大友

勝利打点 なし

猛打賞 (太)佐竹一雄 3


スタルヒン、完投で4勝目

 第8節2日目、甲子園の第1試合はスタルヒンと内藤幸三の先発で午後1時丁度、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は2回表、先頭の藤井勇の遊ゴロをショート酒沢政夫がエラー、佐竹一雄がレフト線にヒットを放って無死一二塁、一死後伊勢川真澄の右前打で二走藤井はホームを狙うがライト門馬祐からの好返球にタッチアウト、佐竹は三塁に進んで二死一三塁、ここで伊勢川がディレードスチール、キャッチャー辻勇夫が二塁に送球して伊勢川は故意に一二塁間に挟まれ、「2-6-3-4」の「挟殺プレーで時間を稼ぐ間に三走佐竹がタイミング良くホームに還って1点を先制する。

 太陽は3回表、先頭の蔵本光夫が中前打で出塁、スタルヒンの投ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り荒川昇治はストレートの四球、辻井弘も四球を選んで一死満塁、中谷順次の投ゴロの間に三走スタルヒンが還って2-0とする。

 内野ゴロで三塁走者が還って得点が入った場合は、通常は打者に打点が記録される。しかし、治村宗三記録員は「中谷の投ゴロをピッチャー内藤がホームに送球していればアウトであったタイミングにも関わらず一塁に送球した」と判断して中谷に打点を記録しなかった。

 金星ベンチは4回から内藤に代えて重松通雄をマウンドに送る。

 太陽は5回表、一死後荒川が右前打で出塁、辻井の右前打で一死一三塁、中谷の二ゴロ併殺崩れの間に三走荒川が還って3-0とする。

 併殺崩れなので今度は中谷に打点が記録された。

 金星は5回裏、先頭の小前博文が二遊間にヒット、大友一明が左中間にタイムリー三塁打を放ち1-3、一死後辻の右犠飛で2-3と追い上げる。

 スタルヒンは6回以降金星打線を無得点に抑え込み、6安打2四球5三振の完投で4勝目をマークする。

0 件のコメント:

コメントを投稿