2023年8月27日日曜日

22年 大阪vs金星 2回戦

5月2日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 2 0 0 2 1 6 大阪 6勝3敗 0.667 渡辺誠太郎 
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 金星 3勝6敗 0.333 重松通雄

勝利投手 渡辺誠太郎 1勝1敗 
敗戦投手 重松通雄    1勝1敗

二塁打 (大)藤村2、土井垣、渡辺、本堂
三塁打 (金)小前、坪内

勝利打点(大)土井垣武 1

猛打賞 (大)藤村富美男(4安打)1


ダイナマイト打線が二塁打5本

 第3節初日、甲子園の第1試合は渡辺誠太郎と重松通雄の先発で後楽園と同時刻となる午後1時4分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 大阪は4回表、一死後藤村富美男が中越えに2打席連続となる二塁打、二死後土井垣武の右越えタイムリー二塁打で1点を先制する。

 大阪は5回表、先頭の渡辺が中越えに二塁打、長谷川善三が送って一死三塁、二死後塚本博睦の中前タイムリーで2-0、塚本が二盗を決めると、先日の試合で逆転満塁ホームランを打った山口政信が左前にタイムリーを放ち3-0とリードする。

 金星は7回裏、先頭の清原初男の当りは三ゴロ、これを6回から山口に代わってファーストに入っていた玉置玉一が落球、小前博文の右中間タイムリー三塁打で1-3、重松の遊ゴロで三走小前がスタートの構え、これに釣られてショート長谷川善三が三塁に送球するが小前が戻ってセーフ、野選が記録されて無死一三塁、辻勇夫の三ゴロで一走重松は二封、三走小前がスタートを切ったのを見てセカンド本堂保次は一塁転送ではなくキャッチャー土井垣に送球、小前は三本間に挟まれてタッチアウト、「5-4-2-6C」の併殺が記録される。

 大阪は8回表、先頭の藤村が中前打で出塁、本堂の右越えタイムリー二塁打で4-1、ライト中村信一からの返球が悪送球となって本堂は三塁に進み、一死後富樫淳の二ゴロエラーの間に三走本堂が還って5-1と突き放す。富樫には打点が記録された。

 大阪は9回表、先頭の塚本が三塁に内野安打、玉置が四球を選んで無死一二塁、藤村の右飛で二走塚本はタッチアップから三塁に進み、本堂の二ゴロ併殺崩れの間に塚本が還って6-1とダメ押す。

 渡辺誠太郎は7安打2四球1三振、自責点ゼロの完投で今季初勝利をあげる。渡辺は昨年、打者としてもシーズン中盤で一時首位打者になる活躍を見せたが、今季は投手に専念するようだ。

 二塁打を5本放ってダイナマイト打線ぶりを発揮した大阪が快勝。山口の逆転満塁弾で勢いが付いてきた。

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