当ブログが中学時代に買ったレコードは、シングル盤は1枚もなく5枚のLPでした。
かぐや姫の「はじめまして」、「おんすてーじ」、「さあど」、RCサクセションの「初期のRCサクセション」、なぎらけんいちの「葛飾にバッタを見た」の5枚です。
かぐや姫の「さあど」は発売前から市川駅前のレコード屋さんに予約していて発売日に聞きました。B面1曲目が「神田川」で、後にシングルカットされて大ヒットしたので、関係者以外では日本で最初に「神田川」を聞いた一人だったのです。
RCサクセションの「初期のRCサクセション」の2曲目「ぼくの好きな先生」がお気に入りでした。清志郎が通っていた都立日野高校の実在の美術教師が楽曲のモデルであったと伝えられています。
当ブログの「ぼくの好きな先生」は「古文」の教師でした。風変わりな白衣を着て歯に衣着せぬ言動で、その先生も当ブログが大ファンだった当時オリジナルで放映されていた「刑事コロンボ」の大ファンだったという共通点がありました。受験校で3年にもなると受験科目以外の授業ではそっちのけで受験科目の勉強をするのが常識でした。「古文」も受験科目である「国語」の一分野ですが、風変わりな先生だったのでみんな変人扱いして無視していたようです。当ブログだけはお気に入りの先生だったので週2時間の「古文」の授業だけは真面目に勉強していました。
慶應義塾高等学校の試験日、「数学」は得意だったので分からない問題は無く多分満点。「英語」もほぼフルマークだったと思います。「国語」は苦手というより嫌いだったのでほとんど勉強していなかったのですが、「古文」の問題は「ぼくの好きな先生」が授業で取り上げた題材と同じのが出題されたので簡単に解けちゃいました。試験が終わって、皆が一様に「古文の問題が分からなかった」と言っていたので「こりゃ、やったかも」と思っていたら案の定合格していました。
当ブログ程度の頭と勉強量で「偏差値76」の試験を突破するのは奇跡に近かったのですが、「ぼくの好きな先生」の授業だけ真面目にやってきたご褒美でしたね(笑)。
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