2023年8月9日水曜日

22年 東急vs阪急 1回戦

4月27日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 3 2 0 0 5 東急 4勝4敗 0.500 白木義一郎
2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 阪急 1勝6敗 0.143 野口二郎 森弘太郎

勝利投手 白木義一郎 2勝2敗 
敗戦投手 野口二郎    0勝2敗

二塁打 (東)大下、横沢 (急)上田
本塁打 (急)青田昇 1号

勝利打点(東)白木義一郎 2

猛打賞 (東)大下弘 1


がんばれ!ベアーズ

 西宮の第2試合は白木義一郎と野口二郎の先発で午後3時25分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、先頭の田中幸男の当りは三ゴロ、これをサード大沢喜好がエラー、一死後青田昇がレフトスタンドに先制ツーランを叩き込んで2点を先制する。

 東急は2回表、先頭の大沢の当りは遊ゴロ、これをショート田中がエラー、苅田久徳監督が三遊間を破ると大沢は三塁に進み、送球の間に打者走者の苅田も二塁を陥れて無死二三塁、トップに返り一言多十はストレートの四球で無死満塁、しかし横沢七郎の投ゴロが「1-2-3」と渡ってダブルプレー、飯島滋弥も三飛に倒れて無得点。

 東急は4回も大下弘と熊耳武彦がヒットを放つが無得点。

 東急は6回表、先頭の飯島が四球で出塁、打法が変わった大下が又も左越えに二塁打を放って無死二三塁、長持栄吉が右中間に同点の2点タイムリーを放ち2-2と追い付き、バックホームの間に打者走者の長持は二塁に進み、阪急は野口二郎をファーストに回して二番手に森弘太郎が登板、熊耳の二ゴロが進塁打となって一死三塁、白木が中前に逆転のタイムリーを放ち3-2と試合をひっくり返す。

 東急は7回表、先頭の一言がストレートの四球で出塁、横沢が送りバントを決め、二死後大下は四球で一二塁、長持が又も左前にタイムリーを放ち二走一言が生還、レフト下社邦男が打球を後逸する間に一走大下も還って5-2とリードを広げる。

 白木義一郎は7安打無四球2三振の完投で2勝目をマークする。

 阪急は泥沼の5連敗で最下位を独走。

 今季から各球団ニックネームが採用され、阪急は当初「ベアーズ」であった。ところがオープン戦で連敗続き、「ベア相場」は「弱気相場」を意味するとあって「ブレーブス」に改称したが「ベア相場」が継続している。「強気相場」を意味する「ブルズ」に再度改称するべきか。

 シカゴを本拠地とするプロチームは野球は「カブス」、バスケは「ブルズ」、フットボールは「ベアーズ」。NFLのシカゴ・ベアーズはオバマ元大統領が大ファンであることで知られる強豪である。

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