6月20日 (木) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 グ軍 13勝12敗 0.520 丸山二三雄
2 0 0 0 0 0 0 0 X 2 巨人 18勝10敗1分 0.643 近藤貞雄
勝利投手 近藤貞雄 8勝2敗
敗戦投手 丸山二三雄 5勝5敗
二塁打 (巨)呉新亨
勝利打点 (巨)黒沢俊夫 4
近藤貞雄、粘りのピッチング
西宮の第2試合は丸山二三雄と近藤貞雄の先発で午後2時55分、杉村主審の右手が上がりプレイボール。
巨人は初回、先頭の呉新亨が右越えに二塁打、山川の遊ゴロをショート河西がエラーして無死一三塁、千葉が四球を選んで無死満塁、黒沢俊夫が押出し四球を選んで1点を先制、多田のレフト戦タイムリーで2-0とする。林清一は捕邪飛、諏訪は三振、続く近藤の打席で三走千葉が丸山の牽制に引っ掛かりタッチアウト。
グ軍は初回、先頭の安井が四球を選んで出塁、しかし河西の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。
グ軍は3回表、二死後木村勉の当りは遊ゴロ、これをショート山田潔が一塁に悪送球、木村が二盗を試みるがキャッチャー多田からの送球にタッチアウト。
グ軍は5回表、二死後別所が左前打から二盗を試みるが又もキャッチャー多田からの送球にタッチアウト。
グ軍は6回表、一死後木村が左前打、トップに返り安井はストレートの四球で一死一二塁、しかし桶川の三ゴロが「5-4-3」と渡って又もダブルプレー。
グ軍は7回表、先頭の岡村に代わる代打筒井が中前打で出塁、しかし近藤の牽制にタッチアウト、山本一人は四球で出塁、堀井の左前打で鶴岡は三塁に進んで一死一三塁、田川の中犠飛で1点返して1-2と追いすがる。
グ軍は8回表、先頭の丸山が中前打、木村は四球、トップに返り安井も中前打を放って無死満塁、桶川の投ゴロで三走丸山は本封、筒井は二飛、山本は中飛に倒れて無得点。
近藤貞雄は7安打4四球1三振の完投でハーラートップに立つ8勝目をマークする。5回までの被安打は2本であったが、後半に5安打を浴びた。終盤はバテバテであったが何とか逃げ切った。
近藤を救ったのはキャッチャー多田が2個の盗塁を阻止してグ軍の機動力を封じ込めたことと、2つの併殺を決めた内野陣の好守備。グ軍サイドから見れば拙攻だったと言える。
丸山二三雄はドロップを武器に2回以降は無失点。巨人も走者を出しながら11残塁で追加点を奪えなかった。
巨人は藤本英雄の登板がしばらく無いが、近藤の踏ん張りで首位の座をキープした。
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