6月20日 (木) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 1 0 2 1 0 0 2 8 タ軍 16勝14敗 0.533 野崎泰一 渡辺誠太郎
0 1 1 0 1 0 0 0 0 3 ゴ軍 11勝14敗1分 0.440 内藤幸三
勝利投手 渡辺誠太郎 2勝7敗
敗戦投手 内藤幸三 4勝8敗
二塁打 (タ)本堂、金田、藤村、渡辺2 (ゴ)酒沢、大友、坂本
三塁打 (ゴ)田中
勝利打点 (タ)土井垣武 4
猛打賞 (タ)金田正泰 2、渡辺誠太郎(4安打)2
タ軍、積極的な走塁
第9節の初日、西宮の第1試合は野崎泰一と内藤幸三の先発で午後1時丁度、金政主審の右手が上がりプレイボール。
タ軍は初回、先頭の呉昌征がツーストライクナッシングと追い込まれながら四球を選んで出塁、続く金田は初球から3球連続ファウル、4球目に呉が二盗に成功、金田のニゴロで呉は三塁に進み、土井垣の左犠飛で1点を先制、更に本堂がライト線に二塁打、藤村の右飛をライト末崎正隆が落球する間に本堂が還ってこの回2点を先制する。
ゴ軍は2回裏、先頭の田中宣顕が右越えに三塁打、一死後末崎が四球を選んで一三塁、内藤の右犠飛で1-2とする。
タ軍は3回表、一死後金田が右前打、土井垣の右前打で金田は三塁に進んで一死一三塁、ここで土井垣がスタートを切り、キャッチャー辻功からの二塁送球が高く逸れると三走金田が生還、3-1とする。
タ軍は4回表の攻撃で野崎に代えて渡辺誠太郎を代打に起用、渡辺は4回からマウンドに上がる。
タ軍は5回表、一死後藤村が四球で出塁すると御園生のニゴロで二進、富樫が左前にタイムリーを放ち4-2、バックホームの間に打者走者の富樫は二塁に進み、渡辺が左前にタイムリーを放ち5-2と突き放す。
ゴ軍は5回裏、先頭の坂本勲が左中間に二塁打、トップに返り酒沢の右前打で無死一三塁、大友のニゴロの間に三走阪本が還って3-5、一死二塁から坪内の中飛に二走酒沢が飛び出しており「8-6」と送球されてダブルプレー。
タ軍は6回表、先頭の金田が中越えに二塁打、土井垣の右前タイムリーで6-3と突き放す。
タ軍は9回表、先頭の富樫が四球を選んで出塁、代走に高山泰夫を起用、渡辺が左中間に二塁打を放って無死二三塁、長谷川の右飛で三走高山がタッチアップからスタート、ライト末崎からのバックホームをキャッチャー辻が後逸して7-3、タイミングはアウトと判定されて長谷川には打点が記録されていないので「犠飛」とは認められない。二走渡辺もタッチアップから三塁に進み、二死後金田の右前タイムリーで8-3とダメ押して試合を決める。
タ軍は積極的な走塁で効果的に加点してゴ軍を突き放した。一方、ゴ軍はよく粘ったが、3回と5回の追加点のチャンスを走塁ミスで逃したのが響いた。走塁の巧拙が明暗を分けたゲームであった。
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