6月14日 (金) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 4 1 0 0 1 9 セ軍 10勝17敗 0.370 黒尾重明 白木義一郎
0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 阪急 17勝12敗 0.586 笠松実 天保義夫 今西錬太郎
勝利投手 黒尾重明 4勝5敗
敗戦投手 笠松実 4勝4敗
二塁打 (セ)横沢、白木、飯島、熊耳
勝利打点 (セ)白木義一郎 2
セ軍、3回に3本の二塁打
西宮の第2試合は金政、二出川、杉村の三氏審判で午後3時丁度プレイボール。
セ軍は3回表、先頭の横沢七郎が左中間に二塁打、熊耳がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死三塁、石原光男は投飛に倒れるが、トップに返り一言多十が四球から二盗に成功、ここでこの日も二番レフトに入る白木がレフト線に先制の2点タイムリー二塁打を放ち2-0、飯島も左越えに二塁打で続き3-0、阪急ベンチはここで先発の笠松実から天保義夫にスイッチして何とか悪い流れを食い止める。
3回まで三者凡退が続いた阪急は4回裏、先頭の上田が右前打、これをライト長持が後逸する間に上田は三塁に進み、山田伝がレフトにタイムリーを放ち1-3、青田も右前打で続いて無死一二塁、野口明は一飛に倒れて一死一二塁、続く三木の当りはライトライナー、一走青田が飛び出しておりライト長持からファースト大下に送球されてダブルプレー。
阪急に流れが傾きかけてきたところでこのゲッツーは痛かった。
セ軍は5回表、先頭の石原がレフト線にヒット、トップに返り一言が右前打を放って無死一二塁、白木の投ゴロを天保が三塁に悪送球して無死満塁、このチャンスに飯島が中前に2点タイムリーを放ち5-1、センター山田からのバックホームを中継したピッチャー天保が本塁に送球するがキャッチャー日比野が後逸する間に一走白木まで還って6-1、打者走者の飯島は二塁に達し、更に日比野からピッチャーへの返球が悪送球になるダブルエラーがあって飯島は三塁に進み、二死後黒尾のライト線タイムリーでこの回一挙4点、7-1とリードを広げて阪急に傾きかけた流れを再び引き戻した。
セ軍は6回表、先頭の熊耳が左中間に二塁打、石原がレフト線にヒットを放ち無死一三塁、トップに返り一言の遊ゴロで石原は二封、熊耳は動かず一死一三塁、ここで一言が二盗、この回から日比野に代わってマスクを被る坂田清春が二塁に悪送球する間に三走熊耳が還って8-1とする。
阪急は7回から今西錬太郎が三番手としてマウンドに上がる。
阪急は8回裏、先頭の上田がストレートの四球で出塁すると山田の三ゴロの間に二進、青田は三振に倒れるが、野口明が四球を選んで二死一二塁、三木のライト線タイムリーで1点返して2-8、坂田が死球を受けて二死満塁、セ軍ベンチはここで先発の黒尾をレフトに回しレフトの白木をマウンドに送り込み、野口二郎が遊ゴロに倒れてこの回1点止まり。
セ軍は9回表、先頭の一言の当りは三ゴロ、これをサード三木がエラー、白木が中前打を放ち、飯島の右飛で二走一言はタッチアップから三進、大下の中犠飛で9-2として勝利する。
白木義一郎は1回3分の2を無安打に抑える好リリーフを見せたが、セーブシチュエーションではなかったのでセーブは記録されない。
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