2015年1月29日木曜日

17年 名古屋vs大洋 5回戦 その4


5月24日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ・・・・・
0 1 1 0 0 0 0 0 2  0   0   0   0   0   0  ・・・・・名古屋
0 0 0 0 0 2 2 0 0  0   0   0   0   0   0  ・・・・・ 大洋

二塁打 (名)古川、芳賀 (大)浅岡
本塁打 (名)古川 3号


膠着状態

 名古屋は10回、先頭の野口正明が三球三振、西沢道夫が2球目を中飛、芳賀直一は初球を捕邪飛。野口二郎はこの回6球とこの試合初めて1イニングの投球数が一桁となった。

 大洋は10回裏、先頭の濃人渉が三ゴロ、浅岡三郎は2球目を二飛、野口二郎の遊ゴロをショート木村進一がエラー、しかし野口明は2球目を二飛。西沢はこの回11球。

 名古屋は11回、先頭の石丸藤吉が遊ゴロ、木村が中前打を放つが桝嘉一の遊ゴロで木村は二封、飯塚誠は捕邪飛に倒れてスリーアウトチェンジ。野口二郎はこの回13球、10回の下位打線は淡白な攻撃であったが名古屋上位打線は球をよく見てきた。

 大洋は11回裏、先頭の村松長太郎の遊ゴロをショート木村が一塁に悪送球、苅田久徳がワンストライクからの2球目を3打席連続ヒットとなる左前打、無死一二塁とサヨナラのチャンスを迎える。ところが佐藤武夫の三ゴロが「5-4-3」と渡ってゲッツー、二死三塁から織辺由三は左飛に倒れてこの回無得点。西沢はこの回10球。

 名古屋は12回、古川清蔵が初球を左飛、吉田猪佐喜がワンストライクからの2球目を中前打、野口正明の二ゴロで吉田は二進、西沢は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。野口二郎はこの回8球。

 大洋は12回裏、先頭の中村信一が2球目を遊ゴロ、濃人は初球を遊飛、浅岡はツーワンから1球ファウルで粘るが三振に倒れる。西沢はこの回8球。

 名古屋は13回、先頭の芳賀は左飛、トップに返り石丸藤吉は二飛、木村がワンスリーから四球を選んで出塁、桝の初球に木村がスタートを切るがキャッチャー佐藤からの送球にタッチアウトとなって盗塁失敗。野口二郎はこの回11球。

 大洋は13回裏、野口二郎がワンストライクからの2球目を遊ゴロ、野口明もワンストライクからの2球目を捕邪飛、村松はツーナッシングからの3球目を二飛。西沢はこの回7球。大洋打線が打った球がストライクだったとすると全球ストライクを投げたことになる。

 名古屋は14回、桝が2球目を三ゴロ、飯塚が3球目を中飛、古川がフルカウントからの6球目を遊ゴロ。野口二郎はこの回11球。

 大洋は14回裏、苅田が2球目を左飛、佐藤がツーワンから三振、織辺は2球目を捕邪飛。西沢はこの回8球と3イニング連続で一桁投球数。

 名古屋は15回、先頭の吉田が初球を三ゴロ、野口正明がツーワンから三振、西沢はワンツーから遊ゴロ。野口二郎はこの回9球を投げて投球数はちょうど200球となった。

 大洋は15回裏、中村信一が3球目を二飛、濃人も3球目をサードライナー、浅岡もツーナッシングからの3球目を遊飛。西沢はこの回9球と4イニング連続の一桁投球数。ストライクが先行して凡打の山を築きここまでの投球数は178球に過ぎない。


 延長戦に入って膠着状態となった。


・・・その5に続く






 

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