2015年1月2日金曜日

17年 朝日vs巨人 5回戦


5月17日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 1 1 6 1 0 12 朝日 12勝17敗1分 0.414 林安夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  巨人 21勝9敗 0.700 須田博 多田文久三

勝利投手 林安夫 6勝7敗
敗戦投手 須田博 2勝1敗

二塁打 (朝)広田 (巨)須田
三塁打 (朝)林

勝利打点 広田修三 2

猛打賞 (朝)坪内道則(4安打) 3、室脇正信 2、内藤幸三 1


朝日打線猛打爆発

 ダブルヘッダーの第二試合は朝日の先発が林安夫、巨人の先発が須田博、午後12時47分、杉村正一郎主審の右手が上がりプレイボール。

 朝日は初回、トップの坪内道則は一邪飛に倒れるが、室脇正信が左前打で出塁、鬼頭政一は右飛に倒れるが室脇が二盗を決めて二死二塁、伊勢川真澄は四球、内藤幸三も四球を選んで二死満塁、このチャンスに広田修三が右中間を真っ二つに破る二塁打、三人の走者がホームに還り3点を先制する。

 2回から4回までに4安打ながら無得点の朝日は5回、先頭の鬼頭がストレートの四球で出塁、伊勢川の遊ゴロでランナーが入れ替わり、内藤が中前打、広田は左前打を放って一死満塁、林は三振に倒れて二死満塁、ワイルドピッチで三走伊勢川が還って4-0とする。

 朝日は6回、先頭の五味芳夫が二遊間に内野安打、トップに返り坪内が右前打を放ち無死一三塁、坪内が二盗を決めて室脇が四球を選び無死満塁、鬼頭の左前タイムリーで5-0とする。
 巨人は先発の須田が降板して7回から多田文久三がマウンドに上がるが、これが更に朝日打線に火を付けた。


 朝日は7回、先頭の広田がストレートの四球で出塁、林がセンター左奥に三塁打を放って6-0、岩田次男と五味が四球を選んで無死満塁、パスボールで三走林が還って7-0、坪内は浅い中飛に倒れるが、室脇の三遊間内野安打で二者還って9-0、鬼頭は右飛に倒れるが伊勢川が中前打を放って二死一二塁、内藤の一二塁間内野安打で二走室脇が還って10-0、一走伊勢川は三塁に進み打者走者の内藤もバックホームの間に二塁に進んで二死二三塁、ワイルドピッチで伊勢川が還り11-0とする。

 朝日は8回、一死後五味が四球で出塁、トップに返り坪内が左前打、ダブルスチールを決めて、キャッチャー隈部一郎の三塁送球が悪送球となる間に五味が還って12-0とする。

 林安夫は4安打1四球3三振で今季4度目の完封、6勝目をあげる。


 朝日打線は16安打を記録、四球も12個選び、9盗塁を記録した。トップの坪内道則は6打数4安打、どういうめぐり合わせか得点はゼロであった。室脇正信は5打数3安打2得点2打点、内藤幸三は5打数3安打1得点1打点と3人が猛打賞を記録した。伊勢川真澄は4打数1安打ながら3得点、九番の五味芳夫は2打数1安打ながら3四球を選んで3得点を記録した。勝利打点は初回に満塁走者一掃の二塁打を放った広田修三で4打数2安打1得点3打点であった。


 第一試合では広瀬習一に1回を除いて8イニング連続三者凡退に抑えられた朝日打線は、第二試合では1回から8回まで8イニング連続安打、9回のみ三者凡退であった。







*林安夫は巨人打線を4安打に抑えて今季4度目の完封。












*第一試合は1安打であった朝日打線は第二試合では16安打12得点9盗塁を記録した。














 

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