2014年7月12日土曜日

「野手投げ」が科学的に証明されました



 当ブログでは2012年3月18日付けブログ「二人のダルビッシュ」において「大谷は身体の割にはフォームが小さいので早いとこ打者に転向した方がいいと思います。」と指摘させていただきました。日付けから分かる通り、センバツ1回戦で藤浪の大阪桐蔭と対戦する前のことです。


 更に、2013年5月24日付けブログ「野手投げ」において「日本ハムの大谷がピッチャーとしてデビューしました。相変わらずの野手投げですね・・・センバツの前にも指摘させていただきましたが、あの投げ方ではコントロールは付かないと思います。」と指摘さていただきました。


 2014年7月25日発行(7月11日発売)、すなわち現在コンビニで売っている「フライデー」に貴重な記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。タイトルは「筑波大学研究チームの動画解析でわかった 2年目の覚醒 大谷翔平」です。


 記事によると「本誌(フライデー=筆者注)が大谷の投球フォームと打撃フォームの二刀流解析を依頼した筑波大学体育系准教授の川村卓氏は、こう驚愕するのだ。」とした上で、スティックピクチャーと呼ばれる人型の図で、2013年と2014年の大谷の投球フォームと打撃フォームを比較解析した結果を掲載しています。この図を見ながら読んでいただくとこれから当ブログが書く意味が分かりやすいと思われますが、流石に現在発売中のフライデーに掲載されている図をアップすると著作権を侵害することになりますのでできません。是非フライデーを買ってきてから読み返してください。


 このスティックピクチャーによる大谷の投球フォームを見ると、2013年の投球フォームは筆者が指摘したとおりの「野手投げ」であったことが一目瞭然です。体幹が強くなった2014年の投球フォームが進化しているのも一目瞭然です。特に2013年のバックスウィングでのテークバックの小ささが極めて明快に解析されています。筆者が2012年3月18日に「大谷は身体の割にはフォームが小さい」と指摘させていただいたことが、科学的に証明されたのです。



 何故筆者が見抜くことができたかについては明快に解説することはできません。筆者は、「野球」に関しては、他人の言うことなど全く興味がありません。自分の目で見て、五感で感じたことのみを信じています。センバツの前にNHKで放映された大谷の投球フォームを見て、「フォームが小さい」と感じたことをブログにアップしただけです。まぁ、50年見続けてきている経験によるものとしか言いようがありません。



 現在においても、「大谷はバッターに専念するべき」という筆者の考えは全く変わりません。「フライデー」にはスティックピクチャーによる2013年と2014年の打撃フォームも比較検証されています。2014年の方が進化しているのは分かりますが、投球フォームほどの差は無いのです。すなわち、大谷は打者としての素質の方が投手としての素質よりも優れているのです。したがって、大谷は打者に専念するべきであるという考えを変えるつもりはありません。









 

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