11月8日 (土) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 名古屋 36勝45敗 0.444 西沢道夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 黒鷲 27勝52敗1分 0.342 畑福俊英
勝利投手 西沢道夫 7勝13敗
敗戦投手 畑福俊英 7勝14敗
勝利打点 三浦敏一 2
西沢道夫、3安打完封
名古屋は初回、先頭の石丸藤吉が四球を選んで出塁、古川清蔵の三ゴロの間に石丸は二進、大沢清の右飛でタッチアップから三進、吉田猪佐喜が四球を選んで二死一三塁、三浦敏一が中前に先制タイムリーを放って1-0、一走吉田が三塁に走り、センター谷義夫からのバックサードが悪送球となる間に吉田は一気に生還して2-0、打者走者の三浦は二塁に進み、岩本章の中前タイムリーで3-0と試合の主導権を握る。
この3点を名古屋先発の西沢道夫が守り抜いた。
黒鷲は初回、先頭の山田潔が四球を選ぶが清家忠太郎は中飛、玉腰忠義の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。この併殺で西沢は調子に乗った。2回、3回は三者凡退。4回二死後玉腰に中前打を許すが木下政文を三邪飛に打ち取る。5回、6回、7回も三者凡退。
黒鷲は8回、先頭の富松信彦が左前打で出塁、木下は三邪飛に倒れ谷義夫に代わる代打吉水幸夫も三振、畑福俊英が中前打を放って二死一二塁とこの試合始めてスコアリングポジションにランナーを送るが宗宮房之助に代わる代打菅利雄は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。
西沢道夫は9回も1四球無安打に抑えて3安打2四球3三振で今季2度目の完封、7勝目をあげる。
2回以降を無失点に抑えた畑福俊英も9回を完投して5安打5四球3三振3失点、自責点1のピッチングであった。戦後、専修大学出身の畑福は初期の専大松戸野球部の監督を務め、専松野球の礎を造ることとなる。畑福の専松魂は平成の世になっ名将・持丸監督に引き継がれ、近年徐々に力を付けてきた専大松戸は本日の千葉県予選準決勝で柏日体を破り決勝に進出、明日は史上初の甲子園出場を賭けた大一番を迎えます。関東地方では朝10時からNHK総合テレビで中継されますのでお見逃しなく!
*西沢道夫は3安打完封で7勝目をマークする。
0 件のコメント:
コメントを投稿