2014年7月26日土曜日

16年 阪神vs南海 11回戦


11月8日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪神 39勝40敗 0.494 藤村隆男 若林忠志
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 南海 40勝40敗 0.500 神田武夫

勝利投手 神田武夫 24勝14敗
敗戦投手 藤村隆男 11勝10敗

二塁打 (南)村上

勝利打点 岩本義行 5


神田武夫、24勝目

 南海は初回、二死後北原昇が中前打で出塁、村上一治が右翼線に二塁打、ライト山根実からの返球が悪送球となる間に北原が還って1点を先制する。北原には打点は記録されていない。

 阪神は3回、一死後村瀬一三の三ゴロをサード安井鍵太郎が一塁に悪送球、トップに返り宮崎剛が中前打、センター岩本がファンブルする間に二塁に達した村瀬が三進、宮崎が二盗を決めて一死二三塁、皆川定之が中前にタイムリーを放って1-1の同点、皆川が二盗を決め、カイザー田中義雄は四球を選んで一死満塁、土井垣武の中犠飛で2-1と逆転に成功する。

 南海は3回裏、先頭の鬼頭数雄が二塁に内野安打、セカンド宮崎の悪送球が加わって鬼頭は二進、安井の右前打で無死一三塁、送球の間に打者走者の安井が二塁に進んで無死二三塁、北原の三ゴロをファースト土井垣が落球、走者は動かず無死満塁、村上のボテボテの投ゴロの間に三走鬼頭が還って2-2の同点、岩本の二ゴロで三走安井がホームに突っ込みセカンド宮崎がバックホームするがセーフ、野選が記録されて3-2と逆転、岩本には打点が記録される。阪神はここで先発の藤村隆男から若林忠志にスイッチ、なお一死一三塁から岡村俊昭の二ゴロの間に三走北原が還って4-2とする。

 序盤戦は点の取り合いとなったが4回以降は一転、若林は7回、北原に1安打を許したのみで無失点のピッチングを続ける。南海先発の神田武夫も4回以降無安打無失点、5回からは5イニング連続三者凡退に抑える好投であった。

 神田武夫は4安打1四球3三振の完投で24勝目をあげる。このところ調子を落としていたが10月28日以来の勝利となった。


 秋季シリーズで巨人と優勝争いを繰り広げている南海は負けられない試合に勝った。後楽園の第一試合で巨人が負けているため、秋季シリーズは巨人が17勝7敗、南海が16勝8敗でその差は1ゲームとなった。




*神田武夫は5回以降パーフェクトピッチングで24勝目をあげる。









 

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