2014年7月29日火曜日

16年 南海vs黒鷲 12回戦


11月9日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  1  1 南海 41勝40敗 0.506 石田光彦
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  0 黒鷲 27勝53敗1分 0.338 金子裕

勝利投手 石田光彦 6勝7敗
敗戦投手 金子裕    1勝5敗

勝利打点 村上一治 11


猛打賞 (南)岩本義行 8



遠いホームベース

 南海先発の石田光彦は素晴らしい切れ味を見せて3回まで黒鷲打線を三者凡退に抑える。内野陣も2つの併殺を決めて石田を盛り立て、結局9回まで3安打無失点。

 一方、黒鷲先発の左腕・金子裕は再三のピンチを凌いで9回まで8安打6四球ながら無失点で切り抜ける。

 南海は初回、先頭の鬼頭数雄が二失に生き、安井鍵太郎は右飛に倒れるが北原昇が四球を選んで一死一二塁、ここで鬼頭が三盗失敗、スコアカードに残されている記録は「2-5-4-5」なのでエンドランを外されたかディレードスチールに失敗したか。村上一治は三ゴロに倒れて無得点。

 南海は2回、岩本義行と石田が四球を選んで二死一二塁とするが前田貞行が左飛に倒れて無得点。3回も先頭の鬼頭が中前打、安井が送り北原の右翼線ヒットで一死一三塁、しかし村上のショートライナーに三走鬼頭が飛び出しダブルプレー。3イニング連続スコアリングポジションに走者を送りながら無得点。4回、5回は三者凡退。

 南海は6回、先頭の安井が四球で出塁、北原が送って一死二塁、村上は遊ゴロに倒れるが岩本が左前打を放って一死一三塁、ここで岩本がディレードスチールから一二塁間に挟まれ、挟殺プレーの隙を突いて三走安井がホームを突くがファースト中河美芳からの送球にタッチアウト、記録は「1-4-6-3-2」で安井には本盗失敗が記録されている。

 南海は7回、先頭の岡村俊昭が一塁に内野安打、国久松一の三ゴロでランナーが入れ替わり、石田が四球を選んで一死一二塁、前田の三ゴロで石田は二封、セカンドセカンド木村孝平からファースト中河美芳に転送されるがセーフ、この隙を突いて三走岡村が快足を飛ばしてホームを突くが又も中河からの好返球にタッチアウト。南海にはホームベースが遠かった。


 南海は10回表、先頭の安井が四球を選んで出塁すると代走に猪子利男を起用、北原がこの日2つ目の送りバントを決めて一死二塁、村上の中前タイムリーで1点を先制、これが決勝点となった。
 石田光彦は黒鷲最終回の反撃を三者凡退に退け、延長10回を3安打3四球2三振に抑えて今季3度目の完封、6勝目をあげる。








 *石田光彦は3安打完封で6勝目をあげる。











*石田光彦に3安打無得点に抑えられた黒鷲
打線。







 

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