2013年11月11日月曜日

16年 阪神vs名古屋 4回戦


5月12日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 2 0  2 阪神     13勝8敗 0.619 藤村隆男
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 名古屋 10勝12敗 0.455 西沢道夫

勝利投手 藤村隆男 4勝2敗
敗戦投手 西沢道夫 2勝5敗

二塁打 (神)松下

勝利打点 なし


ベンチワーク

 名古屋は初回、先頭の桝嘉一が四球で出塁、岩本章は三振に倒れるが、大沢清が右前打を放って一死一二塁、吉田猪佐喜は二邪飛に倒れるが三浦敏一が四球を選んで二死満塁、しかし芳賀直一は二飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 名古屋は2回、先頭の石丸進一が四球で出塁するが西沢道夫の投ゴロが「1-4-3」と渡ってゲッツー、木村進一が四球から二盗に成功、トップに返り桝も四球を選んで二死一二塁、阪神ベンチはここでキャッチャーの土井垣武を下げてファーストのカイザー田中義雄にマスクを渡し、ファーストには松木謙治郎を入れる。一息ついた藤村隆男は岩本を投ゴロに打ち取りスリーアウトチェンジ。

 7回まで4安打無得点の阪神は8回、先頭の藤村が死球を受けて出塁、中田金一が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り皆川定之が三塁線にバント、サード芳賀からの送球をファースト大沢が落球して一死一三塁、記録は犠打エラー、宮崎剛のスクイズはウエストされて三走藤村が三本間に挟まれるがキャッチャー三浦からの三塁送球が悪送球となる間に藤村が還って1点を先制、一走皆川も二塁に進み、宮崎の三塁内野安打で一死一三塁、田中が三前にスクイズ(記録は内野安打)を決めて2-0とする。

 藤村隆男は6安打5四球1三振で今季2度目の完封、4勝目をあげる。


 阪神の勝因はベンチワークにあった。先発の藤村が2回までに5四球を出したところで四番キャッチャー土井垣を下げてファーストのカイザー田中をキャッチャーに回しファーストには松木が入って藤村を立ち直らせた。藤村は3回以降を無四球で切り抜けている。松木監督が控えに回っているのでこういう用兵が可能となっている。






                 *藤村隆男は6安打完封で4勝目をあげる。













*阪神は2回の守備で四番土井垣武を下げてカイザー田中義雄をキャッチャーに回し、ファーストに松木謙治郎を入れた。2回途中まで5四球を出していた藤村隆男はキャッチャーが田中に代わった途端に立ち直り、以降を無四球に抑えて完封勝利を飾った。

















 

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