１４年 第17節 週間ＭＶＰ

　今節はセネタースが4勝0敗1分、タイガースが4勝0敗、阪急が1勝0敗1分、名古屋が3勝1敗、ジャイアンツが2勝2敗、イーグルスが2勝3敗、ライオンが1勝4敗、金鯱が0勝3敗、南海が0勝4敗であった。




週間ＭＶＰ


投手部門


　セネタース　野口二郎　③


　今節2勝0敗1完封。23日の阪急戦では延長11回を完投して引き分けている。






　タイガース　若林忠志　②


　今節3勝0敗。スタルヒンとの対決となった夏季シリーズ優勝決定戦で投げ勝つ。






打撃部門


　タイガース　景浦将　②


　今節三試合連続ホームラン。17打数6安打4得点5打点3本塁打。


　名古屋　中村三郎　①


　今節16打数6安打3得点5打点2本塁打。中村が松尾幸造に檄を飛ばしてから名古屋は変わった。その松尾が執念の完投勝利を飾った25日のライオン戦で決勝の逆転スリーランを放つ。








殊勲賞


　ジャイアンツ　アチラノ・リベラ（アデラーノ・リベラ）　①　


　24日の金鯱戦で巨人軍史上初の満塁ホームランを放つ。




　イーグルス　古川正男　①　


　26日の南海戦ではショートに起用されて2失策ながら8回に11対11の同点に追い付く2点タイムリーを放つなど5打数3安打1得点2打点の活躍を見せる。






敢闘賞


　名古屋　松尾幸造　②


　25日のライオン戦で中村三郎の檄に応えて執念の完投勝利。




　名古屋　繁里栄　①


　今節2勝0敗。26日のジャイアンツ戦ではリリーフで勝利投手となり、夏季シリーズのタイガース逆転優勝をアシストする。重いストレートが威力を増してきた。






技能賞


　名古屋　大沢清　②


　今節17打数8安打2得点5打点、好調名古屋を引っ張る。千葉茂も認めるプロ野球史上最高の右打ち。今節は投打に活躍を見せる。


　イーグルス　中河美芳　②


　今節21打数8安打4得点5打点。10連敗後2連勝のイーグルスを引っ張る。プロ野球史上最高の一塁守備。今節は投打に活躍を見せる。