今節はジャイアンツが2勝0敗1分、南海が3勝1敗1分、金鯱が3勝1敗、セネタースが3勝2敗、阪急が2勝2敗、ライオンが2勝3敗、イーグルスが2勝3敗、タイガースが1勝3敗、名古屋が1勝4敗であった。
阪急とタイガースがもたつき、ジャイアンツが首位固めに入ってきた。
週間MVP
投手部門
南海 政野岩夫 2
7日のジャイアンツと引き分けた試合では5回を1失点、8日の金鯱戦では6回3分の2を無失点、11日のセネタース戦では野口二郎と投げ合って1対0で完封。
金鯱 古谷倉之助 1
6日のライオン戦では4回3分の2を無失点、12日のセネタース戦は完投で今節2勝0敗。懸河のドロップを駆使して「のらりくらり投法」が冴えわたる。
セネタース 野口二郎 4
今節五連投で3勝2敗。6日~8日は三日間三連投三連勝を飾る。
打撃部門
ジャイアンツ 吉原正喜 1
今節11打数6安打3得点4打点3四球。秋季シリーズ現在首位打者。
セネタース 尾茂田叶 1
今節五試合連続ヒットで17打数7安打1得点5打点5四球。
殊勲賞
南海 中田道信 1
11日のセネタース戦で苅田久徳の盗塁を二度刺す。
ライオン 近藤久 1
今節代打で4打数3安打1得点1打点を記録する。11日のタイガース戦では代打決勝タイムリーを放つ。「野球の記録で話したい」様によると「登板数が出場試合数の70%を越え、打席数300以上の投手の打撃成績」では通算425打数91安打、打率2割1分4厘1毛の近藤久は22位の澤村栄治2割1分3厘8毛を上回り歴代第21位にランクインしています。
敢闘賞
セネタース 柳鶴震 1
今節20打数8安打4得点2打点2四球の活躍を見せる。
名古屋 村瀬一三 2
今節五試合連続安打、五試合連続得点を記録。16打数8安打6得点2打点3四球2盗塁。
内藤幸三 1
戦場から戻ってきた内藤は11日の名古屋戦で3年ぶりのマウンドに上りセーブを記録する。
技能賞
金鯱 中村輝夫 1
6日のライオン戦でホームスチールを決めるなどの活躍。
阪急 フランク山田伝 1
9日の名古屋戦で鮮やかにバスターを決めて勝利を呼び込む。
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