2019年8月8日木曜日

大リーグボール1号


 明徳義塾vs藤蔭戦、8回裏藤蔭の攻撃、明徳のピッチャーの投球は頭近くに行きヘルメットをかすってキャッチャーミットへ、「デッドボール」かと見えたところ主審の判定は三振。

 ツーストライクからの投球がバットにかすってキャッチャーミットに収まりファウルチップで三振となりました。一度ベンチに下がった打者も主審に確認、当ブログもヘルメットにかすり危険球と見えましたが主審の判定は当然変わりませんでした。


 VTRを期待しましたが、NHKは「ミスジャッジ」の可能性のあるプレーのリプレイは放送しませんので真相は闇の中です。


 結果は、「大リーグボール1号で三振」の記録が永遠に残るだけとなりました。


 もちろん、主審の判定が正しく、当ブログの目が間違っている可能性を否定するものではありません。確認のためのリプレイを見たかっただけの話です。「臭いものに蓋」では疑問が残るだけです。

2019年8月2日金曜日

三冠への道 令和元年 その3


7月の月間MVP予想

 5月、6月と2か月連続パーフェクト予想継続中。

 ア・リーグ打撃部門はユーリ・グリエル。98打数39安打、3割9分8厘、12本塁打31打点、23日のインサイド・ザ・パーク・ホームランも含まれます。最終戦で4割を切ったのが惜しまれるところですが、35歳にして遂に素質開花か。

 ナ・リーグ打撃部門はポール・ゴールドシュミット。91打数28安打、3割0分8厘、11本塁打27打点。最終戦で打率を3割に乗せて当確か。


 ア・リーグ投手部門は4勝0敗、防御率1.85、51奪三振のゲリット・コールが2か月連続受賞か。バーランダーとのサイ・ヤング争いがし烈になってきました。


 ナ・リーグ投手部門はスティーブン・ストラスバーク。5勝0敗、防御率1.14、44奪三振。2勝0敗ながら防御率1.09、46奪三振のデグロムがライバルか。



2019年7月29日月曜日

「戦後編」開始のお知らせ


 甲子園大会終了後、「戦後編」をスタートさせていただきます。


2019年7月28日日曜日

昭和20年 東西対抗 第4戦


12月2日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 2 0 0 1 0 4 東軍 2勝2敗 0.500 白木義一郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西軍 2勝2敗 0.500 笠松実

勝利投手 白木義一郎 2勝0敗
敗戦投手 笠松実        0勝2敗 

二塁打 (セ)大下弘、(巨)千葉茂

勝利打点 (名)加藤正二 1

猛打賞 西軍(急)下社邦男


白木義一郎、戦後初の完封

 東軍は初回、二死後大下弘が右翼フェンス近くまで飛ばす二塁打、加藤正二のライト前テキサスがタイムリーとなって1点を先制する。

 東軍は5回表、楠安夫が四球、千葉茂が三塁線を破る二塁打を放って二三塁、三好主の左中間大飛球にセンター呉昌征が追い付きながら捕球できず記録はヒット、千葉は三塁に残り、白木義一郎の三ゴロの間に千葉も還って3-0とリードを広げる。


 東軍は8回表、白木がレフト前ヒット、古川清蔵は四球を選んで一二塁、金山次郎の二ゴロで古川は二封、金山が二盗を決めて二三塁、ここで打席には当たっている大下、ピッチャー笠松実は逃げずに勝負を挑んだがレフトへタイムリーヒット、東軍が4対0で逃げ切った。


 練習を積んでいた白木義一郎は緩急自在のピッチングで西軍を完封。白木は昭和21年には30勝をあげて戦後最初の最多勝利投手となる。


*参照「体育週報」
この試合の実況中継はスコアカードを解読したものではなく、「体育週報」の記載を参照したもので、事実と異なる可能性があります。


2019年7月27日土曜日

昭和20年 東西対抗 第3戦


12月1日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 0 0 3 6 東軍 1勝2敗 0.333 森井茂
1 0 2 2 2 0 1 1 X 9 西軍 2勝1敗 0.667 丸山二三男

勝利投手 丸山二三雄 1勝0敗
敗戦投手 森井茂        0勝1敗 

二塁打 (巨)三好主、(急)下社邦男、(近)丸山二三男、(神)呉昌征
三塁打 (セ)大下弘
本塁打 (セ)大下弘 1号

猛打賞 東軍(セ)大下弘 2 西軍(近)丸山二三男


大下弘、6打点

 西軍は初回、四球と東軍サード三好主のエラーなどで1点を先制する。

 東軍は3回表、森井茂のヒット、西軍サード藤村冨美男のエラーと四球で満塁とし、大下弘がライト後方に走者一掃の三塁打を放ち3-1と逆転に成功する。


 西軍は3回裏、丸山二三男、上田藤夫が連続ヒット、呉昌征と藤村は倒れるが、本堂保次と野口明が連打して3-3の同点に追い付く。


 西軍は4回裏、土井垣武、下社、丸山のヒットで2点を加えて5-3とリード、5回裏には野口明、土井垣のヒットなどで2点を加えて7-3と引き離す。


 西軍は7回、8回にも1点ずつを加えて9-3と大きくリードを広げて試合は9回に進む。


 東軍は9日表、森井に代わる代打白木義一郎がヒット、古川清蔵もヒットを放ち二走者を置いて、大下が右翼観覧席にスリーランホームランを叩き込んで6-9と反撃するがここまで。


 11月25日の対全桐生戦でも本塁打を放った大下弘がこの日もライトスタンドに叩き込んだ。プロ野球同士の試合ではこの一発が初本塁打となる。試合は敗れたものの、大下は東軍の全6打点を叩き出した。

 この試合の勝利投手・丸山二三男は、昭和21年には25勝をあげることとなる。


*参照「体育週報」
この試合の実況中継はスコアカードを解読したものではなく、「体育週報」の記載を参照したもので、事実と異なる可能性があります。



2019年7月24日水曜日

千葉県高校野球史に残る激闘

7月24日 (水) マリン

木更津総合vs習志野

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計 
3 0 0 0 0 0 1 0 1  0   0   5 木更津総合 
2 0 0 0 1 0 0 1 1  0  1X  6 習志野 

 千葉県予選事実上の決勝戦とも言える準決勝「木更津総合vs習志野」戦。期待に違わぬ激闘となりました。

 試合は木総のペースで進みます。習高はバントが決まらず得意の機動力も封じられて後手後手に回りますが伝統の底力を見せて粘ります。


 1点ビハインドの最終回もツーアウト、ツーストライクから空振り三振に見えましたがファウルチップをキャッチャーが捕れず命拾い、四球からチャンスを広げて追い付きました。


 木総は守りを固めたため主力打者がベンチに引っ込み延長戦では粘る飯塚投手を崩せませんでした。


 11回裏二死一三塁からショートへのハーフライナー、来そうで来ない打球をショートがワンバウンドで捕球しましたが握り直した送球が本塁方向に逸れてファーストの足が離れたところに打者走者が駆け込み習高がサヨナラ。


 準々決勝で完投したエース飯塚はリリーフ登板かと思っていましたが、エースで勝負を賭けた習志野の執念が上回ったと言えます。


 手に汗握るシーンの連続で、私が直接見た試合では過去最高の激戦でした。


 習志野高校吹奏楽部と統制のとれたチアが奏でる「レッツゴー習志野」は、マリンで「生」で聞くべきですね。9回以降は、イニングの最初から「レッツゴー習志野」の連続でした。


 明日の決勝も10時試合開始なので、また6時起きです(笑)。






2019年7月23日火曜日

稲川東一郎の戦略


 昭和20年11月25日に桐生新川球場で行われた東軍vs全桐生の試合における全桐生のオーダーは以下のとおり。

(遊) 皆川定之             6打数2安打
(二) 三輪裕章             6打数1安打
(一) 木暮力三(兄)  5打数1安打
(投) 常見茂(兄)      5打数1安打
(左) 池田                    3打数無安打
    右     常見昇(弟)     3打数1安打
(三) 稲川豪一             5打数1安打
(中) 新井                    2打数無安打
    打     木暮英路(弟) 1打数1安打
    左     富田                   1打数0安打
    打     青木重               1打数0安打
(右) 中村栄                5打数2安打
(捕) 井上                    5打数1安打
    打    青木正一             1打数1安打 

 スコアカードは残されていないが、打順表から稲川東一郎の合理的戦略が読み取れる。

 何回かは不明であるが、2打数無安打の七番センター新井に代えて代打に木暮英路を起用して代打安打、次の回から3打数無安打の五番レフト池田に代えて常見昇をライトに入れ、代打の木暮英路に代わり富田が入ってレフト、スペースの関係でスタメンライトの中村栄の守備位置変更は書かれていないがこの時センターに回ったと考えられる。


 この試合で代打に起用した3人のうち木暮英路と青木正一が代打安打を打っている。青木はキャッチャー井上に代えての代打起用であり、12回に勝負を賭けて起用し、期待に応えたものであると考えられる。このヒットがサヨナラ打であったかは不明であるが、勝負を決める一打であったことは間違いない。


 昭和21年都市対抗のテーブルスコアを確認しても、頻繁に外野手を入れ替える選手起用で準優勝を果たすこととなる。この日の試合では守備に定評のあるセカンド三輪裕章とショート皆川定之のコンビは不動。昭和21年の都市対抗でもセカンド中村栄とショート皆川定之のキーストーンコンビは不動であった。サードに大塚鶴雄(柳鶴震)が加わると稲川豪一をキャッチャーにコンバート、中村栄が本職のセカンドに回ると三輪裕章をセンターにコンバートした。


 稲川東一郎監督は、選手全員の能力と状態を見極める眼力に秀でており、的確な選手起用で勝ち抜く合理的戦略を用いていたことが分かる。