0 1 0 1 0 0 0 1 2 5 南海 28勝23敗3分 0.549 別所昭
0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 中日 32勝19敗1分 0.627 久野勝美 服部受弘
勝利投手 別所昭 14勝9敗
敗戦投手 服部受弘 9勝3敗
二塁打 (南)堀井、別所、安井 (中)小鶴2、杉浦、古川
勝利打点(南)安井亀和 3
猛打賞 (南)安井亀和 3
安井の決勝打に続いて河西が追撃打
西宮の第1試合は別所昭と久野勝美の先発で午後1時35分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。
南海は2回表、先頭の堀井数男がレフト線に二塁打、朝井昇の中前打で無死一三塁、筒井敬三の二ゴロ併殺の間に三走堀井が還って1点を先制する。
中日は2回裏、先頭の大沢清がストレートの四球で出塁、小鶴誠が右中間にタイムリー二塁打を放ち1-1の同点、加藤正二が三前に送りバントを決めて一死三塁、藤原鉄之助がスクイズバントを決めて2-1と勝ち越す。
中日ベンチは3回から先発の久野に代えて服部受弘をマウンドに送る。
中日は3回裏、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、杉浦清の左越え二塁打をで金山は三塁ベースを蹴ってホームに突入するがレフト岡村俊昭からの返球を中継したサード山本一人監督からの本塁送球にタッチアウト、二死後大沢が右前にタイムリーを放ち3-1とする。
南海は4回表、一死後筒井が3球ファウルで粘って四球で出塁、二死後小林悟楼の左前打で一二塁、トップに返り安井が中前にタイムリーを放ち2-3と1点差に迫る。
南海は8回表、二死後堀井が中前打で出塁、浅井の三ゴロをサード三村勲が一塁に悪送球、一走堀井が一気にホームに還って3-3の同点とする。
南海は8回裏の守備から田川豊がレフトの守備に入る。田川は6月22日の東急戦で怪我をしてから13試合欠場が続いていた。
南海は9回表、先頭の別所の当りは遊ゴロ、これをショート杉浦がエラー、小林が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り安井がライト線にタイムリー二塁打を放ち4-3と勝越し、河西俊雄が右前にタイムリーを放ち貴重な追加点、5-3とする。
中日は9回裏、先頭の小鶴誠がレフト線に二塁打を放ち無死二塁と最後の反撃、しかし後続が倒れてゲームセット。
別所昭は7安打4四球4三振の完投で藤本英雄とハーラートップタイに並ぶ14勝目をマークする。
南海9回表の攻撃、安井の決勝二塁打に続く河西のタイムリーによる追加点が大きかった。あれが無くて1点差であったらその裏の中日は小鶴の二塁打をバントで送って同点を狙えたところだった。安井の「勝利打点」は記録に残るが河西の追撃打は記録には残らない。野球では記録に残らないプレーが重要なファクターでもある。スコアカードから拾っていくしか解決策はないのだ。
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