2025年8月17日日曜日

22年 大阪vs中日 10回戦

7月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 3 2 0 2 0 0 9 大阪 40勝14敗1分 0.741 御園生崇男
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 中日 32勝20敗1分 0.615 清水秀雄 星田次郎

勝利投手 御園生崇男 11勝0敗 
敗戦投手 清水秀雄      6勝4敗

二塁打 (大)本堂、金田 (中)小鶴
三塁打 (大)玉置
本塁打 (大)御園生崇男 1号

勝利打点(大)富樫淳 5


ダイナマイト打線波状攻撃、恐竜打線沈黙

 後楽園の第2試合は御園生崇男と清水秀雄の先発で午後2時52分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 一位と二位の争いであるが、少し前までは順位が入れ替わる接戦だった両チームも現在では大阪が6ゲーム引き離している。恐竜打線の失速が原因となっている。

 大阪は初回、先頭の呉昌征が四球で出塁、金田正泰の三塁線バントが内野安打となって無死一二塁、富樫淳の左前タイムリーで1点を先制する。

 大阪は3回表、一死後金田が四球で出塁すると二死後ボークで二進、藤村富美男は四球、土井垣武も四球で二死満塁、本堂保次がストレートの押出し四球を選び、この回ノーヒットで1点追加して2-0とする。

 大阪は4回表、二死後呉の遊ゴロをショート杉浦清監督がエラー、金田は四球で二死一二塁、富樫の右前タイムリーで3-0、一走金田は三塁に進み、送球の間に打者走者の富樫も二塁を陥れて二死二三塁、藤村が中前に2点タイムリーを放ち5-0とする。

 大阪は5回表、先頭の本堂保次が左中間に二塁打、玉置玉一が右中間にタイムリー三塁打を放ち6-0、中日ベンチはここで星田次郎を二番手のマウンドに送り、長谷川善三の左前タイムリーで7-0とリードを広げる。

 大阪は7回表、一死後御園生の放ったライナーが右中間を抜け、御園生はダイヤモンドを駆け抜けるランニングホームランとなって8-0、二死後金田が右越えに二塁打、富樫の右飛をライト加藤正二が落球する間に金田が還って9-0とする。

 中日は7回裏、一死後小鶴誠がレフト線に二塁打、加藤が三塁に内野安打、藤原鉄之助の左前タイムリーで1点返すが焼け石に水。

 負けない御園生崇男は6安打無四球2三振の完投で開幕11連勝。

 ダイナマイト打線が得意の波状攻撃を見せて圧勝。

 恐竜打線は沈黙を続け、首位大阪とは7ゲーム差と開いた。

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