0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大阪 40勝15敗1分 0.727 梶岡忠義
0 0 0 1 0 0 0 0 X 1 阪急 27勝28敗2分 0.491 天保義夫
勝利投手 天保義夫 4勝8敗
敗戦投手 梶岡忠義 10勝5敗
二塁打 (急)荒木
勝利打点(急)荒木茂 1
猛打賞 (急)荒木茂 2
荒木茂が猛打賞と勝利打点
後楽園の第2試合は梶岡忠義と天保義夫の先発で午後2時55分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
阪急は3回裏、一死後荒木茂の当りは左中間を破り荒木は二塁ベースを蹴って三塁を狙うが、レフト金田正泰からの返球にタッチアウト。二死無走者となったが、天保が左前打、トップに返り田中幸男がレフト線にヒット、上田藤夫は四球で二死満塁、しかし青田昇は中飛に倒れて無得点。
阪急は4回裏、先頭の野口明が右前打で出塁、一死後下社邦男の一塁線ゴロをファースト山口政信がベースを踏んで二塁に送球するが悪送球、一塁はアウトとなるが野口明は三塁に進んで二死三塁、日比野武はストレートの四球で二死一三塁、荒木がレフト線にタイムリーを放ち1点を先制する。
大阪は最終回、先頭の金田正泰が一二塁間に内野安打、金田が二盗を決め、富樫淳の中前打で無死一三塁と同点のチャンス、藤村富美男の当りはセンター、ライト、セカンドの中間に上がった飛球となったがセンター青田がナイスキャッチ、三走金田は動けず一死一三塁、土井垣武の中飛で金田はタッチアップからホームに突っ込むが、青田のバックホームにタッチアウトとなってゲームセット。
天保義夫は4安打1四球無三振の会心のピッチングで今季2度目の完封、4勝目をマークする。2度の完封は何れも大阪戦である。
天保は戦時中の勤労奉仕で指を怪我して戦後はナックルボール主体のピッチングに変わった。ダイナマイト打線は天保のナックルにタイミングが合わない。
阪急は6安打であったが荒木茂が決勝打と二塁打を含む3安打の猛打賞。普段は地味なタイプであるが本日は派手な活躍を見せた。
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