0 3 1 0 0 0 0 0 0 4 金星 21勝34敗1分 0.382 内藤幸三
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 太陽 21勝33敗1分 0.389 井筒研一
勝利投手 内藤幸三 5勝8敗
敗戦投手 井筒研一 4勝3敗
二塁打 (金)小前、西沢 (太)辻井
勝利打点(金)辻勇夫 1
内藤幸三、5勝の内4度目の完封
甲子園の第2試合は内藤幸三と井筒研一の先発で午後3時30分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。
太陽は初回、先頭の荒川昇治が四球で出塁、辻井弘のライト線二塁打で無死二三塁、藤井勇の二ゴロで三走荒川は三塁ストップ、森下重好が四球を選んで一死満塁、伊勢川真澄の遊ゴロは「6-4-3」と渡るゲッツー、絶好の先制機を逸した。
金星は2回表、一死後小前博文が中前打で出塁、内藤の左前打で一死一二塁、辻勇夫がレフト線にタイムリーを放ち1点を先制、山本秀男の遊ゴロで内藤が二封されて二死一三塁、トップに返り酒沢政夫の右前タイムリーで2-0、大友一明が四球を選んで二死満塁、坪内道則監督の遊ゴロをショート蔵本光夫が失する間に三走山本が還って3-0として試合の主導権を握る。
金星は3回表、先頭の清原初男が左前打で出塁、小前の左中間二塁打で無死二三塁、内藤は四球を選んで無死満塁、一死後山本の投ゴロで三走清原は本封されて二死満塁、ワイルドピッチで三走小前が生還して4-0とする。
初回のピンチを無失点で切り抜けた内藤幸三は2回以降快調なピッチングを続け、4安打4四球4三振で今季4度目の完封、5勝目をマークする。
5勝のうち4回の完封で「完封率」は驚異の8割。今季ここまで完封数トップの別所昭は14勝で5回、川崎徳次は9勝で5回。内藤と同数の4回を記録している重松通雄は8勝で若林忠志は12勝である。
金星は21勝34敗1分の成績であるが、金星投手陣は合計13回の完封を記録して全球団断トツトップである。2位は巨人と南海で8回、以下大阪と中日が7回、阪急が4回、太陽が3回で東急は1回である。
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