2022年11月26日土曜日

21年 パシフィックvs中部日本 14回戦

10月25日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 パ軍 40勝55敗3分 0.421 真田重蔵 
0 1 0 0 1 1 0 0 X 3 中部 39勝56敗3分 0.411 久野勝美

勝利投手 久野勝美   6勝6敗 
敗戦投手 真田重蔵 23勝23敗

二塁打 (中)藤原
本塁打 (中)小鶴誠 10号

勝利打点(中)小鶴誠 10

猛打賞 (パ)真田重蔵 4


久野エースの働き、小鶴主砲の働き

 西宮の第2試合は真田重蔵と久野勝美の先発で午後2時25分、国友球審の右手が上がりプレイボール。関西の審判員は二出川が常時出場できず、実質杉村、金政の2人なので国友は9月から4度目の関西出張が続いている。

 パ軍は2回表、先頭の辻井弘が右前打で出塁、伊勢川真澄も三遊間を破り無死一二塁、松井信勝の右前タイムリーで1点を先制して無死一三塁、平野徳松の中犠飛で2-0とする。続く真田の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中部は2回裏、先頭の小鶴誠の当りは遊ゴロ、これをショート白石敏男がエラー、杉浦清監督はストレートの四球で無死一二塁、笠石徳五郎の二ゴロで杉浦が二封されて一死一三塁、藤原鉄之助の中前タイムリーで1-2と1点差、久野の中飛で二走笠石がタッチアップから三塁を狙うが、センター森下重好からの好返球にタッチアウト。

 中部は5回裏、先頭の藤原が左中間に二塁打、一死後三村勲の中前打で一三塁、トップに返り石田政良に代わる代打大沢清の二ゴロ併殺崩れの間に三走藤原が還って2-2の同点に追い付く。

 中部は6回裏、一死後小鶴が中越えに第10号ホームランを叩き込んで3-2と勝ち越す。

 久野勝美は3回以降パ軍打線を無得点に抑え込み、12安打を許すも無四球1三振の完投で6勝目をマークする。

 好調中部はこれで4連勝、この間久野が3勝1セーブとエースの働きを見せている。

 小鶴誠が10号決勝本塁打を放ち、大下、飯島に続いて3人目の二桁本塁打。10本の内5本が決勝本塁打と主砲の働きを見せている。

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