2022年12月18日日曜日

21年 中部日本vsパシフィック 15回戦

10月27日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 中部 39勝58敗3分 0.402 松尾幸造 
0 0 0 0 3 0 0 0 X 3 パ軍 41勝56敗3分 0.423 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 24勝23敗 
敗戦投手 松尾幸造   3勝16敗

二塁打 (中)三村

勝利打点(パ)木暮力三 3

真田が完投で24勝目

 第27節5日目 西宮の第1試合は松尾幸造と真田重蔵の先発で午後零時33分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の石田政良のスウィングがキャッチャー伊勢川真澄のミットに当たる打撃妨害で出塁、金山次郎は中前打、古川清蔵は四球を選んで無死満塁、一死後杉浦清監督の中犠飛で1点を先制する。

 松尾に抑え込まれてきたパ軍は5回裏、先頭の喜瀬正顕が三塁に内野安打、真田の三ゴロをサード三村勲が二塁に送球するが悪送球となって無死一二塁、キャッチャー藤原鉄之助の二塁牽制が悪送球となって無死二三塁、白石敏男が左前にタイムリーを放ち1-1の同点、木暮力三はキャッチャーファウルフライ、しかしこれを藤原が落球して記録はエラー、命拾いした木暮が右前にタイムリーを放ち2-1と逆転、一死一三塁から森下重好の三ゴロで三走白石も還り3-1とリードする。

 2回以降立ち直った真田重蔵は6安打4四球4三振、自責点ゼロの完投で24勝目をマークする。

 真田は最多勝の白木義一郎に2勝差と迫ったが、この試合の2分後に始まった後楽園のセ軍vsゴ軍戦は現在9回裏ゴ軍の攻撃中でセ軍が1点をリード、セ軍先発の白木が1点差を守り切れば27勝目となる。

 中部は5回に3失策で3点を失い最下位から抜け出せなかった。打線は8球団随一なだけに、投手力を含めた守備力を強化できるかが課題である。

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