0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 タ軍 56勝44敗 0.560 若林忠志
0 0 0 3 0 0 0 0 X 3 グ軍 64勝36敗2分 0.640 別所昭
勝利投手 別所昭 19勝12敗
敗戦投手 若林忠志 2勝4敗
三塁打 (タ)藤村
本塁打 (グ)堀井数男 4号
勝利打点(グ)堀井数男 8
堀井が決勝スリーラン
後楽園の第2試合は若林忠志と別所昭の先発で西宮に遅れること約3分、午後2時20分に池田球審の右手が上がりプレイボール。
昨日代打で決勝打を放った別所は立ち上がりから走者を出しながら粘りのピッチング。
タ軍は2回表、先頭の土井垣武がセンター右にヒット、一死後富樫淳の二ゴロをセカンド安井亀和がエラーして一死一三塁、富樫は一塁ベースを駆け抜ける際に足をくじいて代走に山口政信を起用、続く若林のスクイズは一邪飛となって失敗、長谷川善三も一邪飛に倒れて無得点。
タ軍は3回表、一死後金田正泰がレフト線にヒット、しかし本堂保次の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。
タ軍は4回表、先頭の藤村富美男監督が中越えに三塁打、しかし土井垣の投ゴロで藤村が飛び出しタッチアウト、後続も倒れて無得点。
タ軍は守備では先発若林を援護する好プレーを連発。
初回、河西俊雄の難しい飛球をセカンド本堂が好捕。3回には藤村と本堂が難ゴロを立て続けにファインプレー。
4回も先頭の安井の難しいライナーをレフト金田がナイスキャッチ。しかし河西の二遊間への当りがヒットになると流れが変わり、二死後河西が二盗に成功、山本一人監督は敬遠されて二死一二塁、ここで堀井数男がレフトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで3-0とする。
グ軍は6回裏も機動力で攻め、先頭の安井が三塁線に内野安打、河西が送りバントを決め、田川豊も三塁線にセーフティバントを決めて一死一三塁、山本は捕邪飛に倒れて二死一三塁、ここで田川がディレードスチール、タ軍守備陣は「2-4-3-5-6」と転送して田川はタッチアウト。
タ軍は7回表、先頭の渡辺誠太郎の当りは遊ゴロ、これをショート宮崎仁郎がエラー、二死後長谷川のスウィングがミットに当たって打撃妨害、二死一二塁から呉昌征は一ゴロに倒れて無得点。
タ軍は最終回、先頭の土井垣が当り損ねの捕前ゴロに触れてしまいイリーガルプレーでアウト、渡辺は三ゴロ、山口は三振に倒れてシャットアウト負け。
別所昭は4安打1四球2三振で今季5度目の完封、19勝目をマークする。
別所の投球数は86球、若林は81球で両軍合計167球であった。
前半戦はタ軍が押し気味に試合を進めていたが、河西俊雄の二遊間ヒットで流れが変わり、堀井数男の一発で試合は決まった。
6分前に西宮では巨人が勝っており、依然として5厘差でグ軍が首位の座をキープしている。しかしグ軍は巨人より消化試合数が4試合多く、負け数は1多く引分け数は同じであり、ペナントの行方は全く予断をを許さない状況である。
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