2020年1月23日木曜日

21年 セネタースvsゴールドスター 5回戦


6月10日 (月) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 0 1 1 0 2 4 セ軍 9勝16敗 0.360 黒尾重明 
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 ゴ軍 11勝13敗1分 0.458 内藤幸三 

勝利投手 黒尾重明 3勝4敗
敗戦投手 内藤幸三 4勝7敗 

二塁打 (セ)長持 (ゴ)菊矢

勝利打点 (セ)白木義一郎 1


白木が打で活躍

 西宮の第2試合は黒尾重明と内藤幸三の先発で午後3時5分、金政主審の右手が上がりプレイボール。審判は金政、杉村の二氏。

 セ軍は二番レフトに白木義一郎を起用。現在最下位のセ軍としては何とか打開策を図りたいところ。


 ゴ軍は初回、一死後大友が四球を選んで出塁、坪内の遊ゴロの間に大友は二進、田中宣顕の中前タイムリーで1点を先制する。打者走者の田中が二塁に向かおうと一塁を大きくオーバーラン、センター一言多十からのバックホームをカットしたピッチャー黒尾が一塁に送球して田中はタッチアウト。ここは大友の本塁生還を助ける目的と言うよりも田中の走塁ミスと見るべきか。


 ゴ軍は2回裏、先頭の菊矢が右中間に二塁打、菊矢は二塁ベースをオーバーラン、センター一言からの送球を受けたサード飯島が二塁に送球するが悪送球、菊矢は二塁に戻り記録は二塁打と飯島にも失策が記録される。一死後末崎のサードライナーで二走菊矢が飛び出しており、捕球した飯島が二塁に送球、これが菊矢に当たって、一旦二塁に戻りかけた菊矢は再び三塁に走るが白球を拾い上げたセカンド横沢がタッチしてアウト、併殺が記録された。不慣れなサードを守る飯島の送球が乱れた回であった。


 ゴ軍は3回裏、先頭の辻功が左前打で出塁、坂本勲も二遊間にヒットを放って無死一二塁、トップに返り酒沢は一邪飛に倒れて一死一二塁、続く大友はフルカウントから三振、塁上の走者がスタートを切っており、キャッチャー熊耳が三塁に送球して二走辻はタッチアウト、三振ゲッツーが記録された。


 セ軍は4回までノーヒット、5回に初安打が出るが無得点が続く。


 セ軍は6回表、一死後大下の当りはニゴロ、これをセカンド大友が一塁に悪送球、黒尾の三ゴロの間に大下は二進、長持が右越えに二塁打を放ち1-1の同点に追い付く。


 セ軍は7回表、二死後一言が中前打を放つと二盗に成功、白木が左前に勝越しタイムリーを放ち2-1とリードを奪う。


 ゴ軍は8回裏、先頭の酒沢が四球を選んで出塁、しかし大友の一ゴロが「1-4-3」と渡ってダブルプレー、坪内も三振に倒れて無得点。


 セ軍は9回表、先頭の横沢が左前打、レフト田中からの返球が悪送球となる間に横沢は三塁まで進み、一死後鈴木清一がストレートの四球から二盗に成功、一言は三振に倒れて二死二三塁、ここで白木が左前に2点タイムリーを放ち4-1と突き放す。


 ゴ軍9回裏、一死後菊矢が四球で出塁、しかし内藤のニゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー、万事休す。


 黒尾重明は7安打4四球1死球5三振の完投で3勝目をあげる。


 セ軍は野手で起用した白木義一郎が2安打3打点の活躍。白木はこの後、野手兼任でこき使われることになる。


 セ軍は4併殺を記録して、飯島の送球ミスはあったものの守り勝ちでもあった。



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