6月3日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 1 1 0 0 0 0 0 1 6 阪急 14勝8敗 0.636 野口二郎
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 ゴ軍 9勝11敗1分 0.450 内藤幸三
勝利投手 野口二郎 4勝1敗
敗戦投手 内藤幸三 4勝5敗
二塁打 (急)尾西、山田 (ゴ)田中
三塁打 (急)下社
本塁打 (急)青田 1号
勝利打点 (急)青田昇 3
猛打賞 (急)上田藤夫 3
青田が決勝スリーラン
後楽園の第1試合は野口二郎と内藤幸三の先発で午後1時11分、島球審の右手が上がりプレイボール。
阪急は初回、先頭の山田伝が一塁線にセーフティバントを決めて出塁、上田が右前打で続いて無死一二塁、ここで青田がレフトスタンドにスリーランを叩き込み3点を先制する。
阪急は2回表、先頭の下社が左中間に三塁打、一死後尾西が左中間に二塁打、序盤から長打攻勢で4-0とする。
ゴ軍は2回裏、先頭の田中宣顕が左中間に二塁打、菊矢がレフト線にタイムリーを放ち1点返して1-4とする。
阪急は3回表、先頭の青田が右前打で出塁、野口明の投ゴロを内藤が二塁に送球するがベースカバーに入ったショート酒沢が落球して無死一二塁、三木の三ゴロはサード坂本勲が三塁ベースを踏んで一塁に送球し「5C-3」のゲッツー、二死二塁から野口二郎がレフト線にタイムリーを放って二走野口明を迎え入れ5-1と突き放す。
3回以降野口二郎は快調なピッチングを続けて7回まで三者凡退の連続。この間奪三振は1個だけで、かつての快速球は影を潜めているがコントロールの良さは戦前から変わっていない。
ゴ軍は8回裏、一死後内藤が三塁線にセーフティーバントを決めて久しぶりに走者を出すが、末崎正隆に代わる代打早川平一は左飛、辻功はキャッチャーへのフェアフライに倒れて無得点。
阪急は9回表、先頭の尾西が四球を選んで出塁、トップに返り山田は左飛、ここはエンドランがかかっていたのかレフト田中からの送球をショート酒沢が中継して一塁に送球するがこれが悪送球となって一塁ベースに戻った尾西が二塁に進み、上田が左前にタイムリーを放ち6-1とダメ押す。
野口二郎は最終回、二死後大友に中前打を許すが最後は坪内をショートライナーに打ち取り、5安打1四球2三振の安定した投球で完投、4勝目をあげる。
青田昇は前日のサヨナラ打に続いて本日は決勝スリーラン、エンジン全開となってきた。
このところ調子を落としていた阪急の九番尾西信一が活躍。下位打線が好調なチームは勝つ確率が高い。
ゴ軍はショート酒沢が3失策、うち2つが失点につながったのが痛かった。3回の失点は記録上は内藤の自責点となっているが、1点返した直後だっただけにあそこでゲッツーを決めていれば試合は分からなかった。
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