2019年12月31日火曜日

21年 第6節終了時点投手成績


 第6節終了時点の投手成績を発表します。

名前 球団 防御率 WHIP 奪三振率 セーブ
1 白木義一郎 セ軍 65.1 47 18 31 19 8 5 4 6 2 1.10 0.99 4.27
2 近藤貞雄 巨人 68.0 41 30 19 12 9 5 2 4 1 1.19 1.04 2.51
3 野口二郎 阪急 44.2 33 10 12 7 6 4 1 4 1 1.21 0.96 2.42
4 天保義夫 阪急 59.1 50 22 18 18 9 5 1 3 0 1.37 1.21 2.73
5 内藤幸三 ゴ軍 99.2 60 56 37 24 17 4 5 10 2 1.54 1.16 3.34
6 諏訪裕良 巨人 33.0 27 15 9 13 6 1 3 2 0 1.64 1.27 2.45
7 前川八郎 阪急 33.1 29 12 7 9 7 2 2 2 0 1.89 1.23 1.89
8 野崎泰一 タ軍 46.1 27 20 18 20 10 2 3 2 0 1.94 1.01 3.50 1
9 湯浅芳彰 ゴ軍 53.2 41 33 12 17 12 2 3 3 1 2.01 1.38 2.01
10 中尾輝三 巨人 35.1 28 17 12 13 8 1 1 2 0 2.04 1.27 3.06
森井茂 中部 95.0 83 27 19 39 23 6 4 9 1 2.18 1.16 1.80 1
藤本英雄 巨人 56.2 40 26 14 14 13 4 3 5 3 2.06 1.16 2.22
藤村冨美男 タ軍 25.2 14 11 15 3 2 3 0 1 0 0.70 0.97 5.26
石田光彦 ゴ軍 69.0 59 39 25 36 23 4 6 6 2 3.00 1.42 3.26
真田重蔵 パ軍 87.0 66 44 19 30 25 5 4 8 1 2.59 1.26 1.97
笠松実 阪急 52.2 42 25 14 17 13 3 3 3 0 2.22 1.27 2.39
呉昌征 タ軍 48.0 46 15 22 14 12 4 1 5 0 2.25 1.27 4.13

 防御率トップの白木義一郎は5月20日以降登板していない。「日本野球年鑑」には「白木が病んで」と書かれており、次の登板は6月8日のこととなる。怪我であるか病気であるかは判然としないが、この時期にきっちりと休んでいたことがこの年の30勝につながる。


 5月の月間MVP(対象期間4月27日~5月31日)に輝いた内藤幸三は5月末時点での防御率は1.19であったが、6月3日の阪急戦で自責点5を記録して1.54に落とした。

 藤本英雄は3完封を記録しているが防御率ランキングでは10傑に入っていない。すなわち、打たれる時は打たれる波の荒い投球ということ。通算成績だけを見て、藤本はコントロールが良く安定したピッチングであると99.9%以上の野球ファンは誤解しているが、藤本の「真実」は、当ブログだけが伝えている。

 隠れ防御率1位は藤村冨美男であるが、規定投球回に達していない。昭和21年の規定投球回は150回であり、この年の試合数は105試合であることから、途中経過での規定投球回は試合数×1.5とします。第6節終了時点で各チーム20試合強を消化しているので、この時点での規定投球回は30イニングとして発表していますのでご了承ください。

 なお、投手成績に関しては全て当ブログが独自に集計している成績に基づいています。間違っている可能性は否定できませんので、絶対に転載等のパクリはお断りします。当ブログの記事が至る所で利用されている点については許容しますが、途中経過の打撃成績及び投手成績の数字までは責任を持てませんのでご理解ください。


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