2019年4月5日金曜日

巨人vs近畿 6回戦


8月14日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 巨人 17勝11敗2分 0.607 藤本英雄
2 1 1 0 0 0 0 0 X 4 近畿 10勝20敗1分 0.333 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄 7勝9敗
敗戦投手 藤本英雄 8勝6敗

二塁打 (近)清水
三塁打 (巨)川畑 

勝利打点 岡村俊昭 1


阪神優勝決定

 近畿は初回、二死後堀井数男が左前にヒット、清水秀雄がレフト線に二塁打を流し打って二死二三塁、岡村俊昭が左中間に2点タイムリーを放って2-0とする。

 巨人は2回、先頭の川畑博が左中間に三塁打、渡部弘は浅い中飛に倒れるが、宮下信明が中前にタイムリーを放って1-2と追い上げる。

 近畿は2回裏、一死後鬼頭勝治が左前にヒット、野口渉の投ゴロの間に鬼頭は二進、トップに返り松川博爾の中飛をセンター呉新亨が落球する間に二走鬼頭が還って3-1とする。

 近畿は3回、二死後岡村が右前打で出塁、八木進が三遊間を破ると岡村は三塁に進んで二死一三塁、キャッチャー川畑からの三塁送球が悪送球となる間に岡村が還って4-1と突き放す。

 巨人先発の藤本英雄は5回以降近畿打線を無安打に抑えるが、前半の失点が祟って敗戦投手。

 清水秀雄は三者凡退に抑えたのは7回表のみであったが、7安打4四球2三振の完投で7勝目をマークする。

 昨日の巨人戦で全試合にフル出場しながら30試合目で初打点を記録した岡村俊昭が、決勝の2点タイムリーを放ってようやく今季3打点となり、今季初の勝利打点を記録した。

 巨人が敗れたため、阪神の単独優勝が決定した。この時点で秋季リーグ戦が中止されることが決定していたかは不明なので、当時、この試合で阪神の優勝決定が認識されたか否かも不明である。

 

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