2019年4月2日火曜日

行けると考えています。


 力は東邦が上ですが、習志野にもチャンスがあると考えています。

 準決勝第一試合を勝ち上がったチームは、第二試合を勝ち上がったチームより休養時間が長い。これが大きい。

 習志野が初めて甲子園に出た当時は、「ならしの」とは読んでもらえず「しゅうしの」などと言われていました。実力で「習志野」の名を全国に轟かせ、エース石井を擁して昭和42年に夏の甲子園を制覇、昭和50年にはその石井が監督となりエース小川を擁して2度目の全国制覇を果たしました。千葉県市川市の小学生は、昭和42年決勝の池田のホームランも、高校2年になった昭和50年決勝の下山田の優勝決定サヨナラ打も、リアルタイムで見ていました。

 永遠のライバルと言われた銚子商業がセンバツの決勝に進出したのは平成7年、主砲澤井の時でした。千葉県勢として24年ぶりにセンバツ決勝に進出した習志野は、千葉県勢初のセンバツ優勝を狙います。

 前回夏の甲子園に出た時、相手チームの守備のタイムでブラスバンドが大爆音を鳴らして邪魔をしていると批判されました。全国一の実力を誇る習志野高校吹奏楽部は、これを教訓として、その後相手チームが守備のタイムを取ると「ピタッ」と演奏を止めることにしました。このマナーは他の千葉県の高校野球応援団にも踏襲され、現在では全国に伝播しています。今年のセンバツでも、習志野応援団の「美爆音」が相手チームの守備のタイムで「ピタッ」と止まるシーンを何度もご覧になられたことでしょう。他の多くのチームの応援団も相手チームの守備のタイムでは演奏を止めています。

 今回は「サイン盗み」で批判を浴びました。私は、習志野がサインを盗んでいるかどうかは知りません。私が高校でキャッチャー時代、セカンドにランナーが進んだ時はサインを変えていました。当時は二塁ランナーがサインを盗んで打者に伝えるのは当り前田のクラッカーでしたが、間違って伝えてもらって打者のタイミングが狂ったことも何回もありました。所詮野球など、キツネとタヌキの化かし合いです。「盗塁」、「隠し玉」、「チェンジオブペース」などを「卑怯」と呼ぶ輩は存在しません。セカンドランナーがサインを盗んでいるのならば、それを逆手に取って利用するだけです。それができないボンクラが、「盗まれた~」などと駄々をこねているだけのことです。

 明日は11時から練習なので試合を見ることはできませんが、数々の試練を乗り越えてきた習志野が、千葉県勢初のセンバツ優勝を成し遂げるチャンスは十分と考えています。頑張れ!

 

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