2019年4月27日土曜日

19年 近畿vs阪神 7回戦


8月26日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 近畿 10勝23敗1分 0.303 清水秀雄
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 阪神 26勝6敗2分 0.813 若林忠志

勝利投手 若林忠志 21勝4敗
敗戦投手 清水秀雄   7勝12敗

二塁打 (神)本堂

勝利打点 若林忠志 3

猛打賞 (神)門前真佐人 2


若林、粘りのピッチングで21勝目

 阪神は初回、先頭の呉昌征が左前打で出塁、辻源兵衛は四球を選んで無死一二塁、本堂保次は投飛に倒れるが、門前真佐人が三遊間を破って一死満塁、ここで若林忠志がプッシュ気味に二前にスクイズバントを決めて1点を先制する。スコアカードには二塁へのバントと記載されていることから「プッシュ気味」と実況させていただいていますが、セカンド加藤喜作がバントシフトで突っ込んできた可能性は否定できません。近年では高校野球でも二塁手がバントシフトで突っ込んでくるシーンはほとんど見られませんが、40年くらい前までの甲子園ではよく見られました。

 阪神は3回、先頭の呉昌征が四球で出塁すると二盗に成功、辻が左前打を放って無死一三塁、辻が二盗を決め、本堂が中越えに二塁打を放って3-0、門前が中前にタイムリーを放って4-0とリードを広げる。

 6回まで2安打無得点の近畿は7回、先頭の岡村俊昭がストレートの四球で出塁、八木進の中前打で岡村は三塁に進み無死一三塁、荒木正が中前にタイムリーを放って1-4、丸山二三雄はストレートの四球で無死満塁、加藤は三邪飛、トップに返り松川博爾も捕邪飛に倒れるが、吉川義次が押出し四球を選んで2-4と追いすがる。
 近畿は8回、二死後八木が三塁にヒット、荒木も右前打で続くが、丸山は左飛に倒れて無得点。


 近畿は9回、一死後松川が右前打で出塁、吉川は遊飛に倒れ、堀井数男がレフト線にヒットを放って二死一二塁と最後の反撃を見せるが、清水秀雄はニゴロに倒れてゲームセット。

 若林忠志は9安打3四球無三振の完投で21勝目をあげる。終盤は毎回2本ずつヒットを許したがぎりぎり粘り切った。

 

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