2019年4月18日木曜日

19年 巨人vs朝日 6回戦


8月20日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 2 0 3 巨人 18勝11敗2分 0.621 藤本英雄
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 朝日 12勝20敗1分 0.375 大橋一郎 内藤幸三

勝利投手 藤本英雄   9勝6敗
敗戦投手 内藤幸三 11勝9敗

二塁打 (朝)坪内
三塁打 (巨)黒沢、藤本 (朝)菊矢

勝利打点 渡部弘 2

猛打賞 (朝)菊矢吉男 2


渡部弘が決勝打

 朝日は3回、先頭の酒沢政夫が左前打で出塁、田中豊一は三振に倒れるが、坪内道則は左前打、金光彬夫は三振に倒れて二死一二塁、ここで菊矢吉男が左中間に三塁打を放って二者を迎え入れ、2点を先制する。

 巨人は4回、先頭の黒沢俊夫がストレートの四球で出塁、川畑博も四球を選んで無死一二塁、藤本英雄は中飛に倒れるが、杉江文二はストレートの四球で一死満塁、宮下信明の三ゴロはサード坪内が三塁ベースを踏んでツーアウト、この間に三走黒沢がホームインして1-2とする。

 朝日は5回表の守備からサードの坪内がセンターに回り、サードには田端義夫が入る。

 巨人は5回、先頭の渡部弘の当りは代わった所に飛んで三ゴロ、これを田端がエラー、トップに返り呉新亨はレフトライナー、近藤貞雄がレフト線にヒットを放ち一死一二塁、朝日ベンチはここで先発の大橋一郎から内藤幸三にスイッチ、黒沢は左前打を放って一死満塁、しかし川畑と藤本が連続三振、相変わらず内藤の投球が冴え渡る。

 巨人は7回、先頭の黒沢の当りは左中間を破り、黒沢は二塁、三塁ベースを蹴ってランニングホームランを狙いホームに突進するが朝日の中継プレーにタッチアウト、記録は三塁打に終わる。スコアカードには朝日の中継プレーは「8-7-1-2」と記録されている。左中間を抜けた当りを捕ったセンター坪内が転倒したのかレフトの仁木安にトス、仁木から中継のピッチャー内藤に返球され、内藤からキャッチャー金光に送球されて黒沢をタッチアウトにしたと考えられる。黒沢は左中間を抜けたゴロを捕球した坪内がもたつくのを見て、ホームは間に合うと判断したのでしょう。

 巨人は8回、一死後藤本が右中間に三塁打、ここで杉江が投前にスクイズバントを決めて2-2の同点、内藤の連続無失点記録は31イニングスで途切れる。内藤からの送球をファースト菊矢が後逸する間に打者走者の杉江は二塁に進み、宮下は四球を選んで一死一二塁、続く佐藤武夫の中飛はスコアカードには「好捕」と書かれており、久々にセンターを守った坪内のファインプレー、二死一二塁となって渡部が右前に殊勲の決勝タイムリーを放ち、内藤は4連勝でストップ、朝日は再び5位に転落した。

 

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