2015年10月1日木曜日

17年 大洋vs巨人 13回戦


10月5日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 大洋 48勝30敗5分 0.615 古谷倉之助
0 0 0 3 0 1 0 0 X 4 巨人 56勝24敗4分 0.700 須田博

勝利投手 須田博      18勝6敗
敗戦投手 古谷倉之助 3勝4敗

二塁打 (大)野口二郎 (巨)白石
三塁打 (巨)坂本
本塁打 (巨)青田 1号

勝利打点 中島治康 15


青田昇、プロ入り初本塁打

 巨人は3回、先頭の白石敏男が右中間に二塁打、中島治康が中前にタイムリーを放って1点を先制、青田昇がレフトスタンドにプロ入り初ホームランを放って3-0とする。

 巨人先発の須田博に抑えられてきた大洋は9回、一死後野口二郎が左中間に二塁打、野口明は右飛に倒れるが、古谷倉之助のショート内野安打で野口二郎が還って1-3とするが反撃もここまで。

 須田博は6安打1四球1三振の完投で18勝目をあげる。


 決勝タイムリーを放った中島治康が15個目の勝利打点を記録した。二位古川清蔵の10個を大きく引き離してトップであるが、56勝中の15個であれば占める比率は2割6分8厘。一方、古川のそれは30勝中の10個であり3割3分3厘を占める。


 青田昇がプロ入り初本塁打を放った。本塁打王に5回輝き通算265本塁打を記録して戦後のホームランブームを牽引することとなる青田の輝かしいプロ第一号であった。





*青田昇のプロ入り初本塁打の瞬間。




 

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