今季のペナントレースは10月4日まで続きましたので、9月・10月の月間MVP予想を発表させていただきます。
ナショナル・リーグ打撃部門はコロラド・ロッキーズのノーラン・アレナドと予想します。
アレナドは9月・10月、128打数48安打、打率3割3分6厘、23得点35打点、本塁打12本、二塁打11本でした。
ライバルのブライス・ハーパーは99打数33安打、打率3割3分3厘、26得点22打点、本塁打11本、二塁打8本。
ハーパーの打数が少ないのはサボっていた訳ではなく、四球がハーパーの26個に対してアレナドは8個だったからであり、打席数はほとんど変わりません。
アメリカン・リーグ打撃部門はテキサス・レンジャースのエイドリアン・ベルトレと予想します。
ベルトレは9月・10月、128打数44安打、打率3割1分6厘、21得点38打点、本塁打5本、二塁打12本でした。
ライバルは二人です。ボルチモア・オリオールズのクリス・デービスは107打数34安打、打率3割1分8厘、27得点25打点、本塁打12本、二塁打10本。テキサス・レンジャースの秋信守は119打数46安打、打率3割8分7厘、30得点23打点、本塁打6本、二塁打7本三塁打1本。
打率なら秋信守、本塁打ならクリス・デービス、打点ならエイドリアン・ベルトレ。当ブログは打点を重視しますのでエイドリアンと予想しますが、誰が受賞しても不思議ではありません。秋信守は9月の打率が4割4厘でしたが、10月に入って打率を落としたのが惜しまれます。4割をキープしていれば秋信守と予想する予定でした。
アメリカン・リーグ投手部門は奇跡のルーキー、コディ・アンダーソンと予想します。
アンダーソンは6月にデビューして8月まで僅かに2勝。ところがぎっちょん、9月に入ると快進撃を続けて5勝0敗、39イニングスを投げて自責点は僅かに6で、防御率1.38でした。奪三振が20個と少なく、WHIPも1.10ですから誰も取り上げないと思いますが、進取の精神を持つ当ブログは敢然と月間MVPと予想させていただきます。
同じく5勝0敗のデビット・プライスは奪三振こそ37個とさすがではありますが防御率は2.32と悪く圏外と見ます。寧ろ、4勝1敗ながら37奪三振、防御率1.88のアーヴィン・サンタナをライバルの一番手と見ますが、アンダーソンの予想を変えるつもりはありません。日本でコディ・アンダーソンを取り上げるのは当ブログが史上初めてではないでしょうか(笑)。
ナショナル・リーグ投手部門はサイ・ヤング賞を争う3人による空前の争いとなりました。
当ブログ一押しのジェイク・アリエタは9月・10月、46イニングスを投げて5勝0敗、防御率0.39、奪三振46個と空前絶後の成績を残しましたが月間MVP当確とならないところが凄い。
クレイトン・カーショウは47回3分の2を投げて5勝1敗、防御率1.72、奪三振65個。最終戦にも登板してシーズン通算奪三振は300個に乗せました。
ザック・グリンキーは43回3分の1を投げて5勝0敗、防御率1.88、奪三振36個。相変わらずの安定した投球を見せています。
当ブログが高く評価する点は、3人ともプレーオフを控えているのに10月も登板しているところです。カーショウの場合は300奪三振を狙ってきたという記録的側面もありますが、ここが大リーガーのプライドであり、高収入を得ている者に課せられている「社会的責任」を果たしています。金まみれに慣れてしまった日本人とは最も異なる点ですね。
ということで、当ブログ一押しのジェイク・アリエタと予想させていただきます。
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