10月6日 (火) 中百舌鳥
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 名古屋 31勝50敗4分 0.383 西沢道夫 石丸進一
0 0 0 0 0 1 1 0 X 2 阪急 42勝39敗4分 0.519 笠松実 森弘太郎
勝利投手 笠松実 14勝14敗
敗戦投手 石丸進一 12勝16敗
セーブ 森弘太郎 7
二塁打 (名)笠松
勝利打点 山田伝 1
ファインプレー賞 (急)高柳常治 2
笠松実、投打に活躍
名古屋は1回、2回と三者凡退。3回、一死後石丸進一が四球を選んで出塁するが、野口正明の二ゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー。
一方、阪急は初回二死から上田藤夫がレフト線ヒット、2回一死後森田定雄が左前打、3回は笠松実の左前打と西村正夫のバントヒットで無死一二塁とするが、何れも後続なく無得点。
名古屋は4回、一死後岩本章が四球から二盗に成功、古川清蔵も四球を選んで一死一二塁、吉田猪佐喜は一邪飛に倒れて二死一二塁、桝嘉一が左前にタイムリーを放ち1点を先制する。
阪急は4回裏、一死後森田が左前打、日比野武も四球を選んで一死一二塁、しかし高柳常治の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。5回も先頭の笠松が四球を選び、トップに返り西村が送って一死二塁、しかしフランク山田伝は左飛、上田も右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。
阪急は6回裏、先頭の山下好一が左前打で出塁、黒田健吾は四球を選んで無死一二塁、森田が三前に送りバントを決めて一死二三塁、ここで名古屋ベンチは先発の西沢道夫をベンチに下げてショートの石丸進一をマウンドに上げる。西沢に代わって芳賀直一が入ってサード、サードの小鶴誠がショートに回る。日比野の二ゴロの間に三走山下好一が還り1-1の同点とする。
阪急は7回裏、先頭の笠松が右中間に二塁打、トップに返り西村が三前に送りバントを決めて一死三塁、フランク山田伝が中前にタイムリーを放って2-1と勝ち越す。
名古屋は8回、先頭の石丸藤吉が四球を選んで出塁、阪急ベンチはここで先発の笠松から森弘太郎にスイッチ、岩本章が送って一死二塁、古川清蔵の初球ファウルの場面で阪急ベンチはレフトを山下好一から小田野柏に代える。古川は三振、吉田のストレートの四球は敬遠か、二死一二塁となって桝は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。
名古屋は9回、先頭の小鶴が四球を選んで出塁、芳賀が送って一死二塁、しかし石丸進一は左飛、田中金太郎は二飛に倒れて阪急が逃げ切る。
笠松実は7回3分の0を4安打4四球1三振1失点で14勝目。打っても2打数2安打二塁打1本の活躍であった。
このところ阪急のホットコーナーを守る高柳常治が石丸進一のサードライナーを好捕してファインプレー賞を獲得した。高柳は10月4日の南海戦でも八木進のサードライナーを好捕してファインプレー賞を獲得している。
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